プログラミング学習を検討している方の中で、「テックジム」に申し込もうか悩んでいる人も多いでしょう。
しかし、申し込む前に「まずはどういうスクールなのか評判を確かめておきたい」と考えている人も少なくないはずです。
そこでこの記事では、テックジムの特徴から実際の受講生の口コミ、利用するメリット・デメリットまで、徹底的に紹介していきます。
テックジムを受講すべきか悩んでいる人は、評判や口コミを参考にしながら判断してください。
【本記事の信頼性】
- 執筆者は元エンジニア
- 大手プログラミングスクールのWebディレクター兼ライターを経験
- 自らも地元密着型のプログラミングスクールを運営
プログラミングスクール
■Webエンジニアの育成に特化 ■自社開発企業への転職成功率がダントツ ■ハイスキルを求める人に最適 |
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■サポートは半永久的 ■単価80万円以上の講師陣 ■AWSやJavaに強い |
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■受講料完全無料 ■最短1か月で卒業 ■教室への通学も可能 |
テックジムの特徴
画像引用:https://techgym.jp/
テックジムは、従来のプログラミングスクールとは一線を画す、独自の学習システムを持つスクールです。
ここでは、テックジムがどのような特徴を持っているのか、詳しく掘り下げていきましょう。
オンラインだけでなく通学もできる
テックジムの大きな特徴の一つは、学習スタイルに柔軟性がある点です。
オンラインでの学習はもちろん、全国各地に展開する約18か所の教室に通学して学習することも可能です。
仕事や学校の都合で忙しい方でも、自宅でじっくりと学習を進めたり、疑問点が出た際には教室で直接質問したりと、自分のライフスタイルに合わせて学習方法を選べるのは大きなメリットと言えるでしょう。
オンライン学習は、時間や場所に縛られない自由さがありますが、通学することで他の受講生との交流が生まれたり、集中できる学習環境が手に入ったりする利点もあります。
自分の学習スタイルや目標に合わせて、最適な方法を選べるのは嬉しいポイントでしょう。
インプットから始めるのではなくアウトプットを優先する
多くのプログラミングスクールでは、まず座学で基礎知識を徹底的にインプットすることから始めます。
しかし、テックジムではその逆のアプローチを採用しているのが特徴です。
テキストを読み込んで知識を詰め込むのではなく、実際にコードを書いて動かす「アウトプット」を優先することで、実践的なスキルを効率的に習得できることを目指しています。
これは、自転車の乗り方を本で学ぶのではなく、実際に乗ってみることで覚えるのに似ています。
手を動かし、試行錯誤しながら学ぶことで、より深く、そして実践的な理解が深まるでしょう。
このアウトプット重視の学習スタイルは、短期間で実践力を身につけたいと考えている方にとって非常に有効です。
自己解決能力が育ちやすい
テックジムの学習は、自習形式を基本としています。
もちろん、わからないことがあればメンターに質問できますが、すぐに答えを教えるのではなく、ヒントを与えて受講生自身で解決策を見つけるよう促します。
このアプローチにより、プログラミング学習において非常に重要な「自己解決能力」が自然と養われるでしょう。
エラーに直面した時に、自分で調査し、解決策を探す力は、エンジニアとして働く上で不可欠なスキルです。
テックジムでの学習を通じて、単にプログラミングスキルだけでなく、問題解決能力という一生モノのスキルを身につけられるのは大きな財産となります。
将来、独力で課題を解決できるエンジニアを目指したい方には、最適な環境と言えるでしょう。
テックジムの良い評判・口コミ
実際にテックジムで学んだ受講生は、どのような点に魅力を感じているのでしょうか。
ここでは、テックジムの良い評判や口コミについてご紹介します。
自習形式なので自分のペースで進められた
テックジムの最大の特徴である自習形式について、多くの受講生が高く評価しています。
自習形式により、受講者のライフスタイルに合わせた柔軟な学習が実現されており、仕事や家庭の事情で時間が限られている社会人でも無理なく続けられる点が評価されているようです。
通い放題で月額22,000円という安さはかなりコスパが良い
月額22,000円で通い放題という料金設定は、テックジムの大きな強みであり、多くの受講生から「コストパフォーマンスが良い」との声が上がっています。
一般的なプログラミングスクールが、3ヶ月で20万円から30万円という受講料を設定している中、テックジムは月額22,000円という破格の料金設定で注目されています。
さらに、教室によっては「同伴者1名まで無料受講が可能」という独特なサービスも、コスパの良さを実感させる要因となっているでしょう 。
短期間である程度Pythonを理解できるようになった
テックジムのカリキュラムは、200時間でポテンシャル採用レベルのプログラミングスキルを身につけることをゴールにしており、実際に多くの受講生がその効果を実感しているようです。
特に、完全初心者でも段階的に理解を深められる仕組みが評価されています。
対面で教えてもらえるのがありがたい
現役エンジニアとの直接的な交流や、同じ目標を持つ仲間との学習環境が、モチベーション維持や学習効果の向上につながっていることがうかがえるでしょう。
特にプログラミング学習で挫折しがちな初心者にとって、気軽に質問できる環境は非常に重要な要素と言えません。
テックジムの悪い評判・口コミ
テックジムには多くの良い評判がある一方で、一部の受講生からは厳しい意見も寄せられています。
特に、代表者の対応や初心者への配慮について、改善を求める声が見受けられるのが現状です。
代表の人柄が苦手
これらの口コミから、代表者の対応に関して一部の受講生が強い不満を抱いていることがわかります。
金額に惹かれて検討している人は、いきなり入るのではなく、オンラインや見学を通じて、一方的で高圧的な態度があっても自分が適応できるか見極めるのが良いという助言も見られるため、事前の体験が重要でしょう。
超初心者には難しい内容だった
これらの口コミは、テックジムの「いきなり実践」という学習方針が、プログラミングの基礎知識がない超初心者には負担となる可能性を示唆しています。
「初心者向けと謳っているのなら、もう少しゆっくり、丁寧に始めていただけたら良かった」という声もあり、学習の入口での配慮が課題となっているようです。
テックジムの受講コースと料金
テックジムでは多様な学習ニーズに応えるため、5つのコースを提供しています。
どのコースも「入会金:33,000円 + 月額会費:22,000円」で通い放題となっており、コース組み替えも自由に行えるのが特徴です。
各コースの詳細について見ていきましょう。
Python基礎コース
Python基礎コースは、プログラミング初心者から実務でPythonを使いたい方まで幅広く対応しています。
Pythonは、AIやデータサイエンス、Web開発など幅広い分野で活用されており、汎用性が高い言語として人気を集めています。
このコースでは、Pythonの基本的な文法から、条件分岐、繰り返し処理、関数、ファイル操作といったプログラミングの基礎を徹底的に学ぶことができるでしょう。
実践的な課題を通じて、アウトプット中心に学習を進めるため、短期間で「書ける」スキルが身につくことを目指します。
データ分析の基礎やWebスクレイピングの初歩など、実践的な内容にも触れることができ、Pythonを活用するための土台をしっかりと築けます。
Google Apps Scriptコース
Google Apps Script(GAS)コースは、Google Workspace(旧G Suite)の各種アプリケーション(スプレッドシート、ドキュメント、Gmailなど)を自動化するためのスクリプト開発を学ぶコースです。
日常業務におけるデータ集計、メール送信、カレンダーの管理といった定型作業を自動化することで、業務効率を大幅に向上させることが可能です。
プログラミング未経験者でも始めやすい言語であり、すぐに実用的なスキルを身につけられる点が大きな魅力でしょう。
GASを習得することで、VBAのように、Excel業務の自動化もGoogleスプレッドシート上で実現できるようになります。
Ruby on Railsコース
Ruby on Railsコースは、Webアプリケーション開発で広く利用されているRuby on Railsフレームワークの基礎を習得するためのコースです。
Ruby on Railsは「開発の速さ」が特徴で、スタートアップ企業を中心に多くのWebサービス開発に採用されています。
このコースでは、Ruby言語の基礎から始まり、MVC(Model-View-Controller)モデルに基づいたWebアプリケーションの構築方法、データベースとの連携、ユーザー認証機能の実装など、Webサービスの開発に必要な一連の知識とスキルを体系的に学べるでしょう。
実際に手を動かしてアプリケーションを開発する中で、モダンなWeb開発のワークフローを体験できます。
Webエンジニアを目指す方や、オリジナルのWebサービスを開発してみたい方におすすめのコースです。
AIエンジニア養成コース
AIエンジニア養成コースは、現役エンジニア向けの上級コースとして位置づけられています。
機械学習・ディープラーニングに特化した内容で、「いまの現場でAIロジックを組み込んでみたい」または「世にあふれた様々なデータを使ってAIで動かして遊んでみたい」という方のためのカリキュラムとなっているでしょう。
現場経験豊富なAIエンジニアがカリキュラムを担当し、AI基礎知識がなくても段階的に学べ、最終的にはお仕事につながるカリキュラムとなっています。
世の中のAI関連講座は、アカデミック偏重で敷居が高いという現状に対し、より実用的なアプローチを採用している点が特徴です。
スマホアプリ開発コース
スマホアプリ開発コースは、副業や個人開発を目指す方に人気のコースとなっています。
スマホアプリ開発で利用される3つの開発環境に対応したカリキュラムを1つのコースにまとめ、各2つずつ、合計6個のアプリを開発していくという実践的な内容です。
個人アプリの公開ニーズ、企業案件ニーズ、ゲームやAR/VRなど、さまざまなニーズや用途に対応できるスマホアプリのスペシャリストを目指すという目標設定により、幅広い開発スキルを習得できるのが魅力でしょう。
現在のスマートフォン市場の拡大を背景に、需要の高いスキルを身につけることができます。
なお、各コースの詳細についてはテックジム公式サイトでさらに詳しく確認できます。
利用者の口コミからわかった「テックジムを利用するメリット」
実際にテックジムを受講した方々の口コミを分析すると、いくつかの明確なメリットが浮かび上がってきます。
特に料金面、学習の進めやすさ、サポート体制について高く評価されており、これらがテックジムの大きな強みとなっているようです。
普通のプログラミングスクールよりも料金が安い
テックジムの最大のメリットとして挙げられるのが、圧倒的なコストパフォーマンスの良さです。
一般的なプログラミングスクールであれば、受講料が10〜20万/月かかるのが相場ですが、テックジムの受講料は入学金33,000円+月額22,000円となっています。
入学金をのぞくと、相場の1/5程度の受講料で受講できるという計算になり、3ヶ月学んでも66,000円という破格の料金設定を実現しているのです。
また、学生であれば半額の11,000円/月で受講できる割引制度も用意されており、幅広い層に教育環境を提供していると言えるでしょう。
さらに、提供される教材やサポートは使い放題なので、学べば学ぶほどコスパをよくすることが可能という仕組みも、積極的に学習に取り組む受講生にとって大きなメリットとなっています。
自主形式なので焦らずに学習できる
テックジムは自習形式を取り入れているため、受講生は自分の学習ペースに合わせて勉強することが可能です。
集団授業のように、他の受講生に合わせる必要がないため、理解が難しい部分は時間をかけてじっくりと取り組んだり、得意な部分はテンポ良く進めたりと、個々の学習スタイルに合わせて柔軟に対応できるのが特徴です。
また、仕事や学業、家事などで忙しい方でも、空いた時間を有効活用して学習を進められます。
焦って無理に学習を進める必要がないため、精神的な負担も少なく、学習継続のモチベーションを保ちやすいでしょう。
じっくりと時間をかけて確実にスキルを身につけたい方にとっては、非常に魅力的な学習環境と言えます。
対面で教えてもらうことも可能
オンライン学習が主流となる中で、テックジムが提供する「対面での指導」は大きなアドバンテージです。
プログラミング学習において、エラーが発生したり、概念が理解できなかったりした際に、文章やビデオだけでは解決が難しい場面が多々あります。
そのような時、教室に足を運べば、経験豊富なメンターに直接質問し、その場で疑問を解消できます。
画面共有では伝わりにくいニュアンスや、手元での操作なども直接見てもらえるため、より深く理解できるでしょう。
また、対面でのコミュニケーションは、モチベーション維持にも繋がりやすいものです。
孤独になりがちな学習を、人との交流を通じて乗り越えたいと考えている方にとって、対面指導の選択肢があることは非常に心強いでしょう。
利用者の口コミからわかった「テックジムを利用するデメリット」
テックジムには多くのメリットがある一方で、受講を検討する際に注意すべきデメリットも存在しています。
実際の利用者の声から見えてきた課題について、事前に把握しておきましょう。
通学できる教室は限定されている
テックジムはオンライン学習だけでなく通学も可能ですが、その教室の数は限られています。
大都市圏を中心に展開しているため、地方に住んでいる方や、自宅や職場の近くに教室がない方にとっては、通学が難しいというデメリットがあります。
また、通学を希望する場合、交通手段や移動時間などを考慮する必要があるでしょう。
オンライン学習のみで問題ない方であれば気にすることはありませんが、もし対面での指導を重視しているのであれば、事前に自宅や職場から通学可能な範囲に教室があるかを確認しておく必要があります。
全国展開とはいえ、誰でも気軽に通えるわけではない点は、考慮すべきポイントでしょう。
カリキュラムのレベルについていけない人もいる
テックジムの「いきなり実践」というアプローチは、一部の受講生にとって負担となる場合があることも指摘されています。
「多少プログラミングをかじったことのある方などは、テキストが初心者すぎて物足りないかもしれない」という口コミがある一方で、「完全な初心者には難易度が高すぎる」という相反する声もあるのです。
24時間いつでも利用できるわけではないという時間的制約や、短期間で結果を求める方には、自己管理が必須なテックジムは難しいかもしれないという口コミもありました。
学習の進捗を自身で管理し、主体的に取り組むことが求められるスタイルのため、スケジュール管理やモチベーションを維持する自信がない方には、テックジムはハードルが高い可能性があるでしょう。
テックジムを利用するまでの流れ
テックジムへの入会を検討している方のために、利用開始までの具体的な手順をステップ形式で紹介します。
まず最初に、公式サイトから無料体験・カウンセリングへ申し込む
テックジムでは各種無料のオンライン講座を用意しており、実際のカリキュラムを体験することが可能なので、積極的に活用しましょう。
無料体験の内容に納得したら、受講申し込みを行ってください。
なお、通学を希望する場合は、各校舎の受講開催日程を確認することも重要です。
開催時間や日時は教室ごとに異なるため、通いたい教室を見つけた際は事前に確認してください。
なお、オンライン受講がメインならば教室については意識する必要はありません。
受講開始日は、申し込み時に決められ、登校時には、PCを忘れずに持参することが重要です。
中学3年生から定年後の方、初心者からベテランエンジニアまで、年代も職種も様々な方が参加していますので、安心して学習環境に参加することができるでしょう。
初日はトレーナーからの簡単なオリエンテーションもありますので、不明な点があれば遠慮なく質問してください。
テックジムに関するよくある質問
テックジムについて多くの方が疑問に思う点について、具体的な回答をまとめました。
受講を検討中の方はぜひ参考にしてください。
テックジムは過去に炎上したことがある?
Google検索のサジェストで「テックジム 炎上」と出てきますが、調べたところ、過去に炎上した事実はありませんでした。
YouTubeの動画タイトルに「テックジム 炎上」という言葉を使っている動画があったので、そのせいかもしれません。
年齢制限はある?
テックジムには基本的に年齢制限はありません。
実際に、中学3年生から定年後の方まで、幅広い年代の方が受講しています。
また、60歳以上の方には特別な配慮もあり、テックジム東京本校では「還暦」を「人生の第2新卒」と捉えており、60歳以上の方に「もう一回青春を味わっていただきたい」という思いから、永年の勤労に対して敬意を評し、月会費が16,500円まで下がる取り組みをしています。
完全な初心者でも問題ない?
完全な初心者の受講については、賛否両論があるのが実情です。
テックジムは、「これまで一切プログラミングをやったことがない初心者にも最適」という評価がある一方で、「超初心者には難しい内容だった」という口コミも見られるため、個人差があると考えられるでしょう。
したがって、まずは無料カウンセリングに参加して、自分のレベルに合っているかを確認することをおすすめします。
まとめ
以上、テックジムの良い評判や悪い評判、受講生のリアルな口コミ、テックジムを利用するメリット・デメリットなどについて詳しく紹介してきました。
様々な評判がありましたが、感じ方は人それぞれです。
ある人にとっては合わなくても、ある人にとっては最高のスクール、ということも普通にあり得ることです。
ですので、まずは公式サイトから無料カウンセリングに申し込み、自分の肌に合うかを確かめてみるのが最善の方法でしょう。