JavaScriptは、Webサイトに動きや機能を追加するプログラミング言語です。
ポップアップ表示やアニメーション、フォームチェックなどの基本機能から、ゲーム開発やスマホアプリ制作まで幅広く活用できます。
本記事では、JavaScriptでできることを網羅的に紹介し、初心者でも作れるものについても具体的に解説します。
【本記事の信頼性】
- 執筆者は元エンジニア
- 大手プログラミングスクールのWebディレクター兼ライターを経験
- 自らも地元密着型のプログラミングスクールを運営
プログラミングスクール
■Webエンジニアの育成に特化 ■自社開発企業への転職成功率がダントツ ■ハイスキルを求める人に最適 |
|
■サポートは半永久的 ■単価80万円以上の講師陣 ■AWSやJavaに強い |
|
■受講料完全無料 ■最短1か月で卒業 ■教室への通学も可能 |
JavaScriptでできること一覧
JavaScriptは、Webページに動的な機能を追加できるプログラミング言語です。
ユーザーの操作に反応するインタラクティブな要素から、複雑なWebアプリケーションまで、幅広い機能を実装できます。
ここでは、JavaScriptでできることのうち、代表的なものについて紹介していきます。
ポップアップの表示
Webサイトを見ていると、画面の上に小さな窓が出てくることがありますが、これがポップアップです。
お知らせを表示したり、確認画面を出したり、エラーメッセージを伝えたりする際に使われます。
JavaScriptでは、簡単なポップアップから高度なものまで作成できます。
基本的な「alert()」という命令を使えば、たった一行でメッセージを表示できますし、さらに技術を身につければ、デザイン性の高いモーダルウィンドウ(画面全体を暗くして、中央に情報を表示する仕組み)も作ることが可能です。
企業のWebサイトでよく見る「お問い合わせ完了」の通知や、「本当に削除しますか?」という確認画面なども、JavaScriptで実装されています。
ユーザーにとって分かりやすく、使いやすいポップアップを作ることが、良いWebサイトの条件の一つです。
アニメーションの実装
Webページの要素を動かすアニメーション機能も、JavaScriptで実現できます。
文字がふわっと現れたり、画像がスライドしたり、ボタンが押されたときに少し沈み込んだりする動きは、すべてJavaScriptで制御されています。
アニメーションの種類 | どんな場面で使われるか | 実装の難しさ |
---|---|---|
フェードイン・アウト | 画像の切り替え、メッセージ表示 | 簡単 |
スライド | メニューの開閉、画像ギャラリー | 普通 |
回転・拡大縮小 | ローディング画面、注目を集めたい要素 | 普通 |
複雑な動き | 高度な演出、ゲーム | 難しい |
最近のWebサイトでは、スクロールに合わせてテキストや画像が現れたり、マウスの動きに反応したりする、インタラクティブなアニメーションが人気です。
こうした動きがあることで、サイトに活気が生まれ、ユーザーの興味を引くことができます。
Webサイトに動きをつける
静的なHTMLだけでは、ユーザーが何かしても反応がありません。
しかしJavaScriptを使えば、クリックやマウスの動き、キーボード入力などに反応する仕組みを作れます。
- メニューボタンを押すと、メニューが開く
- 画像にマウスを乗せると、拡大表示される
- フォームに入力すると、残り文字数が表示される
- ページをスクロールすると、トップに戻るボタンが現れる
- タブをクリックすると、表示内容が切り替わる
こうした動きがあることで、ユーザーは自分の操作が認識されていることを実感でき、より快適にサイトを利用できるようになります。
現代のWebサイトでは、こうしたインタラクションが標準的に実装されています。
入力フォームのチェック
お問い合わせフォームや会員登録フォームで、正しい情報が入力されているかをチェックする機能も、JavaScriptで作ることができます。
メールアドレスの形式が正しいか、必須項目が入力されているか、パスワードが条件を満たしているかなどを確認します。
具体的には、以下のようなチェックができます。
- メールアドレスに@マークが含まれているか
- 電話番号が数字のみで構成されているか
- パスワードが8文字以上か
- 必須項目がすべて入力されているか
- 郵便番号の形式が正しいか(例:123-4567)
// シンプルなメールアドレスチェックの例
function checkEmail(email) {
if (email.includes('@') && email.includes('.')) {
return true; // 正しい形式
}
return false; // 正しくない形式
}
入力と同時にチェックを行い、間違いがあればすぐに知らせることで、ユーザーは送信ボタンを押す前に修正できます。
これにより、フォーム送信の成功率が上がり、ユーザーのストレスも軽減されます。
Ajax(非同期通信)
Ajaxは、ページを再読み込みせずに新しいデータを取得する技術です。
GoogleマップやTwitter、Facebookなどで、画面が切り替わることなく新しい情報が表示されるのは、この技術のおかげです。
Ajaxが使われている身近な例としては以下の通りです。
- Google検索の入力候補表示
- SNSの新着投稿の自動更新
- オンラインショップの在庫確認
- 地図アプリでの周辺情報の表示
- チャットでのメッセージ送受信
この技術により、まるでデスクトップアプリケーションのような、快適な操作感をWebサイトで実現できるようになりました。
チャットボットの開発
Webサイトの右下などに表示される「お困りですか?」といったチャット機能も、JavaScriptで開発できます。
簡単なものであれば、あらかじめ用意した質問と回答のセットから、適切なものを選んで表示する仕組みで実現できます。
チャットボットでできることの具体例としては以下の通りです。
- よくある質問への自動回答
- 営業時間や連絡先の案内
- 商品の簡単な説明
- 適切なページへの誘導
- 簡単な会話のやり取り
最近では、AIサービスと連携することで、より自然な会話ができるチャットボットも増えています。
ブラウザ上での計算
JavaScriptを使えば、様々な計算機能をWebサイトに組み込むことができます。
電卓のような基本的な計算から、ローン返済額の計算、BMI計算など、実用的な計算ツールを作ることが可能です。
作成できる計算ツールの例として、以下のようなものがあります。
- 消費税込み価格の自動計算
- 割り勘計算機
- 住宅ローンシミュレーター
- カロリー計算
- 単位変換(メートル→フィートなど)
計算結果をリアルタイムで表示したり、グラフで視覚化したりすることで、ユーザーにとって分かりやすいツールを提供できます。
データの整理や検索処理
大量のデータから必要な情報を探したり、条件に合わせて並び替えたりする機能も、JavaScriptで実装できます。
ECサイトの商品一覧で「価格の安い順」や「新着順」に並び替える機能は、この技術を使っています。
以下に、実装できる機能の例を掲載します。
- 商品の並び替え(価格順、人気順、新着順)
- カテゴリーによる絞り込み
- キーワード検索
- 価格帯での絞り込み
- 複数条件での検索
データが多くなっても、JavaScriptの配列操作機能を使えば、効率的に処理できます。
ユーザーが欲しい情報にすぐにたどり着けるよう、使いやすい検索・絞り込み機能を提供することが重要です。
ブラウザのアドオン機能作成
ChromeやFirefoxなどのブラウザに、独自の機能を追加する拡張機能(アドオン)も、JavaScriptで開発できます。
広告ブロッカーやパスワード管理ツール、翻訳機能など、日常的に使われている拡張機能の多くがJavaScriptで作られています。
拡張機能でできることは、主に以下の通りです。
- Webページの見た目を変更する
- 特定の要素を非表示にする
- ショートカットキーを追加する
- ページの情報を収集・整理する
- 他のサービスと連携する
なお、2023年から本格的に導入されたManifest V3という新しい仕様により、より安全で高速な拡張機能の開発が可能になりました。
個人の作業効率を上げるツールから、多くの人に使われる便利ツールまで、アイデア次第で様々な拡張機能を作ることができます。
ブラウザゲームの開発
JavaScriptとHTML5の技術を組み合わせることで、ブラウザ上で動作するゲームを開発できます。
パズルゲームやアクションゲームはもちろん、最近では3Dグラフィックスを使った本格的なゲームも作れるようになりました。
ゲームの種類 | 使用する技術 | 開発の難易度 |
---|---|---|
パズルゲーム | Canvas、基本的なJavaScript | 比較的簡単 |
2Dアクションゲーム | Canvas、物理演算 | 中程度 |
シミュレーションゲーム | 複雑なロジック、データ管理 | 難しい |
3Dゲーム | WebGL、Three.js | とても難しい |
ゲーム開発では、画面の描画、ユーザー入力の処理、ゲームロジックの実装など、プログラミングの様々な要素を学ぶことができます。
スマホアプリの開発
React NativeやIonicといったフレームワークを使用することで、JavaScriptでiOSとAndroidの両方に対応したスマートフォンアプリを開発できます。
一つのコードで両方のプラットフォームに対応できるため、開発効率が大幅に向上します。
また、PWA(Progressive Web App)という技術を使えば、Webアプリケーションをスマートフォンのホーム画面に追加して、ネイティブアプリのように使うこともできます。
ブックマークレットの作成
ブックマークレットは、ブラウザのブックマークに登録して使える小さなJavaScriptプログラムです。
クリック一つで、現在見ているページに対して様々な処理を実行できます。
ブックマークレットの活用例としては以下の通りです。
- ページ内の画像を一括でダウンロード
- 文字サイズを読みやすく変更
- ページの背景色を変更
- 選択したテキストを翻訳
- ページ内のリンクを新しいタブで開く
個人的な作業の効率化に役立つツールとして、今でも多くの人に利用されています。
スプレッドシートなどのGoogleサービスを活かした開発
Google Apps Script(GAS)を使用すれば、Googleのサービスと連携したアプリケーションを開発できます。
GASはJavaScriptをベースにした言語で、スプレッドシートの自動化やGmailの一括処理など、様々な業務効率化ツールを作ることが可能です。
GASでできることは以下の通りです。
- スプレッドシートのデータ自動処理
- 定期的なメール送信
- フォーム回答の自動集計
- Googleドライブのファイル管理
- カレンダーへの予定自動登録
無料で使える上に、サーバーの準備も不要なため、個人や中小企業の業務効率化に広く活用されています。
チャートを使ってのデータの可視化
数値データをグラフやチャートで視覚的に表現する機能も、JavaScriptで実装できます。
売上推移の折れ線グラフ、アンケート結果の円グラフ、比較データの棒グラフなど、様々な形式でデータを分かりやすく表示できます。
折れ線グラフは時間による変化を表すのに適しており、売上推移やアクセス数の変化などでよく使われます。
棒グラフは項目間の比較に向いており、月別売上や商品別販売数の表示に活用されています。
円グラフは全体に対する割合を示すのに最適で、アンケート結果や予算配分の可視化に使われます。
Chart.jsやD3.jsといったライブラリを使用することで、美しくインタラクティブなグラフを簡単に作成できます。
また、マウスオーバーで詳細情報を表示したり、アニメーション効果を加えたりすることで、より魅力的なデータ表現ができるでしょう。
JavaScriptでできないこと・苦手なこと
JavaScriptは万能な言語ではなく、セキュリティや言語の特性上、実行できない処理や苦手な分野があります。
ここでは、JavaScriptの限界や制約について理解しておくべき重要なポイントを解説します。
ハードウェアの直接制御
JavaScriptは主にブラウザ上で動作する言語のため、コンピュータのハードウェアを直接制御することはできません。
メモリ管理、ファイルシステムへの直接アクセス、デバイスドライバの操作などは、セキュリティ上の理由から制限されています。
ハードウェアに関してできないことの例は以下の通りです。
- コンピュータの電源管理
- ハードディスクの直接操作
- プリンターの詳細な制御
- USBデバイスへの低レベルアクセス
- システムファイルの変更
これらの制限は、悪意のあるWebサイトからユーザーのコンピュータを守るための重要な安全対策です。
ただし、Web APIの発展により、カメラやマイク、位置情報など、限定的ながらもハードウェアの一部機能にはアクセスできるようになっています。
リアルタイム処理
JavaScriptは、1000分の1秒単位の正確なタイミングが必要な処理は苦手です。
音楽制作での音の同期、工場の機械制御、医療機器の操作など、わずかな遅れも許されない用途には向いていません。
これは、JavaScriptが一度に一つの処理しか実行できない仕組みになっているためです。
また、メモリの整理作業が自動的に行われる際に、一時的に処理が止まることがあります。
通常のWebサイトやアプリ開発では全く問題ありませんが、人命に関わるようなシステムには、別のプログラミング言語を使う必要があります。
ただし、一般的なゲームやWebアプリケーションの開発において、この制限が問題になることはほとんどありません。
大容量データの処理
ブラウザ環境で動作するJavaScriptには、メモリ使用量に制限があります。
数ギガバイトを超えるような大容量データの処理や、ビッグデータ分析などでは、メモリ不足やパフォーマンスの問題が発生する可能性があります。
処理が困難なケースとしては、「数百万行を超えるデータの一括処理」や「大容量動画ファイルの編集」などがあります。
通常のWebアプリケーションで扱う程度のデータ量であれば問題ありませんが、本格的なデータ分析や大規模処理には、より適した環境やツールを選択することが重要です。
初心者がJavaScriptで作れるものの実例
プログラミングを始めたばかりの方でも、JavaScriptなら実用的なアプリケーションを作ることができます。
ここでは、基礎的な知識だけで作れる5つのアプリやサービスを紹介します。
どれも、完成させることで達成感を得られる、学習に最適な題材です。
電卓アプリ
電卓は、プログラミングの基礎を学ぶのに最適なプロジェクトです。
数字の入力、計算処理、結果の表示という基本的な流れを通じて、JavaScriptの基本構文やイベント処理を理解できます。
JavaScriptで電卓アプリをプログラミングする際の「基本的な構成要素」は以下の通りです。
- 数字ボタン(0〜9)
- 演算子ボタン(+、-、×、÷)
- イコールボタン(=)
- クリアボタン(C)
- 表示画面
初心者でも、基本機能から始めて徐々に機能を追加していくことで、完成度の高い電卓アプリを作ることができます。
じゃんけんゲーム
じゃんけんゲームは、条件分岐(if文)とランダム処理を学ぶのに適したプロジェクトです。
プレイヤーの選択とコンピュータのランダムな選択を比較し、勝敗を判定するシンプルなゲームを作るのに必要な機能は以下の通りです。
- グー、チョキ、パーの選択ボタン
- コンピュータの手をランダムに決定
- 勝敗判定のロジック
- 結果の表示
- 勝敗記録の集計
プログラミングの論理的思考を養いながら、実際に遊べるゲームを作る楽しさを体験できるでしょう。
さらに、アニメーションや効果音を追加することで、より魅力的なゲームに仕上げることも可能です。
ToDoリスト
ToDoリストは、データの追加・更新・削除(CRUD操作)を学べる実践的なプロジェクトです。
日常的に使えるアプリケーションを作りながら、Webアプリケーション開発の基本を身につけることができます。
機能 | 学べる内容 |
---|---|
タスクの追加 | フォーム処理、DOM操作 |
完了状態の切り替え | イベント処理、状態管理 |
タスクの削除 | 配列操作、要素の削除 |
データの保存 | LocalStorage、データの永続化 |
シンプルな機能から始めて、優先度設定やカテゴリ分けなど、徐々に機能を拡張していくことで、実用的なアプリケーションに成長させることができます。
デジタル時計
デジタル時計は、時間の扱い方と定期的な処理の実行方法を学べるプロジェクトです。
DateオブジェクトとsetInterval関数を使って、リアルタイムで時刻を更新する仕組みを実装します。
実装のポイントは以下の通りです。
- 現在時刻の取得
- 時刻の整形(00:00:00形式)
- 1秒ごとの更新処理
- 12時間/24時間表示の切り替え
- デザインのカスタマイズ
基本的な時計から始めて、アラーム機能やストップウォッチ機能を追加することで、より実用的なアプリケーションに発展させることができます。
カラーピッカー
カラーピッカーは、色の理論とユーザーインターフェースの設計を学べるプロジェクトです。
RGB値やHEXコードなど、Web開発で使用される色の表現方法を理解しながら、実用的なツールを作ることができます。
搭載すべき主な機能は以下の通りです。
- RGBスライダーによる色の調整
- カラーコードの表示と変換
- 選択した色のプレビュー
- お気に入り色の保存
- クリップボードへのコピー機能
Webデザインに興味がある人にとって、自分で作ったカラーピッカーは実際の制作作業でも活用できる便利なツールになります。
初心者を卒業したら作れるものの実例
基礎を身につけた後は、外部APIの活用やより複雑なロジックを含むアプリケーション開発に挑戦できます。
ここでは、中級レベルのスキルで作れる実践的な5つのプロジェクトを紹介します。
天気アプリ
天気予報APIを活用した天気アプリは、外部サービスとの連携方法を学べる実践的なプロジェクトです。
OpenWeatherMapなどの無料APIを使用して、リアルタイムの天気情報を取得・表示します。
例えば、JavaScriptを使うことで以下のような機能を実装できます。
- 現在の天気と気温の表示
- 週間天気予報
- 都市名での検索機能
- 現在地の天気を自動取得
- 天気に応じたアイコン表示
APIからのデータ取得、エラー処理、非同期処理など、実際のWebアプリケーション開発で必要となる技術を総合的に学ぶことができます。
クイズアプリ
クイズアプリは、データ管理とゲームロジックの実装を学べるプロジェクトです。
問題の出題、回答の判定、スコア計算など、複数の機能を組み合わせて一つのアプリケーションを作り上げます。
Open Trivia Database APIなどを利用すれば、豊富な問題データを取得できます。
ゲーム性を高める工夫を加えることで、楽しく遊べるアプリケーションに仕上げられるでしょう。
ストップウォッチ・タイマー
精密な時間計測が必要なストップウォッチやタイマーアプリは、JavaScriptの時間処理を深く理解できるプロジェクトです。
ミリ秒単位の計測や、複数のタイマーの管理など、技術的な課題に取り組むことができます。
機能 | 用途 |
---|---|
ストップウォッチ | スポーツ計測、作業時間記録 |
カウントダウンタイマー | 料理、プレゼン練習 |
インターバルタイマー | 運動、ポモドーロテクニック |
ラップタイム記録 | 競技計測、区間タイム |
正確性と使いやすさを両立させることで、実用的なツールとして活用できるアプリケーションを作ることができます。
簡単な写真ギャラリー
写真ギャラリーは、画像の管理と表示方法を学べるプロジェクトです。
レスポンシブデザイン、遅延読み込み、ライトボックス効果など、モダンなWeb技術を活用した実装が可能です。
実装すべき機能は以下の通りです。
- サムネイル一覧表示
- 画像の拡大表示
- スライドショー機能
- カテゴリー分け
- 画像の遅延読み込み
大量の画像を扱う際のパフォーマンス最適化や、様々なデバイスに対応したレスポンシブデザインの実装など、実践的な技術を身につけることができます。
メモアプリ
メモアプリは、テキストエディタの実装とデータ管理を学べる総合的なプロジェクトです。
作成、編集、削除、検索といった基本機能に加え、データの永続化やカテゴリー管理など、実用的な機能を実装します。
搭載すべき主な機能は以下の通りです。
- メモの作成・編集・削除
- 検索機能
- カテゴリー・タグ管理
- 自動保存
- エクスポート機能
LocalStorageやIndexedDBを使用したデータ保存、リッチテキストエディタの実装など、高度な技術を学びながら、日常的に使える便利なアプリケーションを作ることができます。
まとめ
JavaScriptは、Webサイトに動きを加える簡単な機能から、本格的なアプリケーション開発まで、幅広い用途で活用できるプログラミング言語です。
初心者の方は、電卓やToDoリストといった基本的なプロジェクトから始めることで、着実にスキルを身につけることができるでしょう。
学習を進めていく中で、できることが増えていく楽しさを実感できるはずです。最初は難しく感じるかもしれませんが、一つずつ理解を深めていけば、必ず思い通りのものが作れるようになりますので、是非JavaScriptでのプログラミングに挑戦してみてください。