スクールでプログラミングを学ぼうと考えて情報を集めていると、「受講料完全無料」を謳うスクールの存在に惹かれる人は少なくありません。
通常であれば50万円から100万円ほどの費用がかかる専門スキルを、タダで習得できるというのは非常に魅力的です。
しかし、インターネット上では、「無料スクールはやめとけ」「ただより高いものはない」といったネガティブな意見も一定数見受けられます。
では、なぜ無料プログラミングスクールはこれほどまでに警戒されているのでしょうか。
この記事では、無料スクールが成り立つビジネスモデルの裏側にある仕組みや、無料スクールはやめとけと言われる理由、実際に受講した人が陥りやすいトラブルの実態などを、包み隠さず詳しく解説していきます。

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そもそもなぜ無料でプログラミングスクールを運営できるのか

「なぜ、無料でプログラミングスクールを運営できるのか」については、非常に単純です。
無料プログラミングスクールは、受講生からお金をもらう代わりに、卒業生を採用した企業から「紹介手数料」を受け取ることで利益を得ているわけです。
このビジネスモデルは、ごくありふれたものであり、もちろん何も問題ありません。
実際、転職関連のサービスもほとんどがこのビジネスモデルであり、転職をする人は無料で利用できますが、人材を採用した企業は転職サービス側にお金を払う形になります。
この仕組み自体は、「有益なサービスを無料で使える」という点から、利用者側にとっては非常にメリットがあるものとなっています。
【無料に潜む闇】無料プログラミングはやめとけと言われる理由を暴露

無料プログラミングスクールのビジネスモデルを理解したところで、具体的にどのようなデメリットやリスクが存在するのかを紹介していきます。
「やめとけ」と言われる背景には、これからエンジニアを目指す人が知っておくべき7つの落とし穴が存在します。
【やめとけと言われる理由①】紹介料目当てで「とにかく就職させよう」とする
そのため、キャリアアドバイザーは、受講生の希望や適性よりも「内定が出やすい企業」への就職を強く推奨する傾向があります。
本来であれば、モダンな開発環境で働きたいという希望があっても、「未経験からは難しい」「まずはここから経験を積もう」といった言葉で説得され、人手不足が深刻な企業へと誘導されるケースが後を絶ちません。
就職率の高さをアピールしていても、その内訳が希望とかけ離れた就職先ばかりであれば、エンジニアとしてのキャリアスタートは厳しいものになります。
【やめとけと言われる理由②】違約金のルールが厳しい
多くの無料プログラミングスクールでは、受講規約の中に厳しい違約金条項が盛り込まれています。
例えば、以下のような規約に違反した場合は、数十万円の違約金を請求される可能性があります。
- 受講開始から一定期間経過後に辞退した場合
- スクールが紹介した企業の選考を辞退した場合
- スクールの紹介以外で就職先を決めた場合
これは、スクール側が投資した教育コストを回収するための防衛策ですが、受講生にとっては大きな足かせとなります。
無料という入り口の広さとは裏腹に、出口の狭さは有料スクール以上に窮屈である場合があります。
【やめとけと言われる理由③】無料という響きで無知なエンジニア志望をカモにしている
IT業界の事情に詳しくない初学者は、無料スクールにとって格好のターゲットです。
「完全無料で高年収エンジニアへ」
こういった甘い広告文句に惹きつけられた人々は、業界の多重下請け構造やSESの実態を知らないまま入学してしまいます。
知識がないまま無料スクールのレールに乗せられてしまうと、相場よりも低い給与条件で契約させられたり、過酷な労働環境の現場に送り込まれたりしても、それが異常であることに気づけません。
無料スクールの多くは、情弱ビジネスの側面が強く、業界知識がない人ほど搾取される構造になっている点が、「やめとけ」と警告される大きな理由です。
【やめとけと言われる理由④】学習期間が短いので本格的なスキルが身に付きづらい
無料スクールの目的は「早く就職させること」にあるため、カリキュラムの期間は1~2ヶ月程度と短めに設定されていることが一般的です。
短期間で詰め込む内容は、プログラミングの基礎文法や最低限のフレームワークの使い方が中心となり、応用力や設計思想といった深い知識まではカバーされません。
結果として、現場に出た際に「何もできない」という挫折感を味わうことになります。
また、じっくりと腰を据えて学びたい人にとっては、スピード重視の進行についていけず、消化不良のまま卒業を迎えることになりかねません。
【やめとけと言われる理由⑤】カリキュラムの質が低い
有料のプログラミングスクールが教材開発や講師の育成にコストをかけているのに対し、無料スクールは教育コストを極限まで削減しようとします。
その結果、教材は市販の書籍やWeb上の無料リソースを継ぎ接ぎしただけのものであったり、講師が現役エンジニアではなく、そのスクールの卒業生が務めていたりするケースが見られます。
質の低いカリキュラムで学んだエンジニアは、技術力の基礎が脆く、就職後のスキルアップにも苦労することになるでしょう。
【やめとけと言われる理由⑥】貴重な時間を無駄にしてしまうリスクがある
「無料だからとりあえず試してみよう」という軽い気持ちで始めた結果、数ヶ月という貴重な時間を浪費してしまうリスクがあります。
また、無料スクールで得たスキルが不十分だと気づき、改めて有料スクールに通い直す人もいます。
これでは、最初から有料スクールを選んでおけば失わずに済んだ時間と労力を無駄にすることになります。
時間は取り戻せない資産であり、目先の金銭的コストだけで判断することの危険性は計り知れません。
【やめとけと言われる理由⑦】就職先がSES企業ばかり
無料プログラミングスクールの就職先として最も多いのが、SESと呼ばれる客先常駐型の企業です。
SES自体がすべて悪というわけではありませんが、未経験から採用されるSES企業の多くは、給与水準が低く、スキルアップに繋がらない案件(テスターや運用監視など)に配属される傾向があります。
スクールが提携している企業リストの中に、自分が働きたいと思える企業が含まれているかどうかは、入学前に厳しくチェックする必要があります。
無料プログラミングスクール経由で就職して後悔した人の体験談

インターネット上には、無料スクールの実態を知らずに入学し、後悔している卒業生の声もあります。
ここでは、実際にどのようなトラブルや不満が生じているのか、具体的な失敗談を3つ紹介していきますので、参考にしてください。
講師のレベルが低すぎてまともな企業に採用されるスキルが身に付かなかった
ある受講生は、講師に対してコードの不具合について質問した際、「とりあえず動けばいい」という適当な指導を受けたようです。
その結果、企業の採用面接で技術的な質問に全く答えられず、不採用が続出。
最終的には「とにかくどこでもいいから」と勧められた企業に入社しましたが、そこでもスキル不足を指摘され、試用期間で解雇されるという最悪の結末を迎えてしまいました。
教育の質がおざなりにされていることの弊害と言えるでしょう。
エンジニアとして就職したのにコールセンターに回された
「ITエンジニアとして採用」という条件で就職したはずが、配属された現場は家電量販店の携帯販売コーナーや、インターネット回線のコールセンターだったという事例も珍しくありません。
スクール側は、「まずは現場の空気に慣れることから」「数年後には開発案件に行ける」と説明しますが、実際には何年経っても開発現場には異動できず、キャリアを棒に振る人が後を絶ちません。
とんでもないブラック企業に就職してメンタルを病んでしまった
スクールから強く推薦された企業に入社したものの、そこは月100時間を超えるサービス残業が常態化し、上司からのパワハラが横行するブラック企業だったというケースです。
無料スクールの紹介先企業は、採用コストをかけられない中小・零細企業が多く、中には労働環境が劣悪な会社も混ざっています。
就職先の質を担保できないスクールを利用することは、人生を左右する大きなリスクを伴うことを認識しておくべきです。
【重要】すべての無料プログラミングスクールが闇なわけではない

ここまで、無料プログラミングスクールのネガティブな側面ばかりを強調してきましたが、全ての無料スクールが悪質なわけではありません。
重要なのは「無料である理由」が明確であり、カリキュラムの質や就職支援の体制が整っているかを見極めることです。
一概に「無料=悪」と決めつけるのではなく、玉石混交の中から「玉」を見つけ出す選球眼を持つことが求められます。
無料プログラミングスクールを利用するメリット

リスクを理解した上で活用するのであれば、無料プログラミングスクールには無視できない大きなメリットもあります。
特に経済的な事情や、キャリアに対する考え方によっては、有料スクールよりも合理的な選択肢となる場合もあるでしょう。
ここでは、無料プログラミングスクールのポジティブな側面に光を当てて解説します。
受講生のことを考えている優良な無料スクールもある
一部の優良な無料スクールでは、入学時に厳しい選考試験を設けています。
こうしたスクールは、紹介先企業からの信頼も厚く、卒業生が高待遇で迎えられるケースも少なくありません。
また、地方在住者のために上京支援を行っていたり、シェアハウスを無料で提供していたりと、学習に集中できる環境作りに力を入れているスクールもあります。
運営母体がしっかりしており、卒業生の活躍実績が公開されているスクールであれば、安心して利用できる可能性が高いでしょう。
「早くエンジニアとして就職したい」という場合には適している
じっくり時間をかけて学びたいわけではなく、「とにかく最短でIT業界に潜り込みたい」という明確な目的がある人にとって、無料スクールのスピード感はメリットになります。
特に20代前半で、ポテンシャル採用が見込める年齢であれば、多少スキルが未熟でも現場での成長を期待して採用してくれる企業はあります。
スタートダッシュを切りたい人にとっては、効率的な選択肢となり得ます。
通常は数十万円という費用がかかるスクール費用がタダになる
やはり最大のメリットは、金銭的な負担がないことです。
有料のプログラミングスクールに通う場合、50万円から80万円、高いところでは100万円近い費用がかかります。
浮いたお金を高性能なPCの購入費用や、専門書の購入、あるいは将来のための貯金に回すことができるでしょう。
「リスクを取ってでも、初期投資を抑えて挑戦したい」という人にとって、無料スクールは唯一無二のセーフティネットとしての役割を果たしています。
無料プログラミングスクールを選ぶ際の注意点

無料プログラミングスクールを利用する場合、有料スクール選び以上に慎重なリサーチが必要です。
後悔しないためには、入学を決める前に必ず確認すべきチェックポイントがあります。
以下の4点をクリアしているかどうかを基準に、スクールを選定してください。
違約金の縛りが厳しすぎないか
公式サイトや説明会で最も注意深く確認すべきなのが、規約にある「違約金(解約金)」の条件です。
良心的なスクールであれば、やむを得ない事情での退会や、正当な理由がある内定辞退に対して法外な違約金を請求することはありません。
契約書にサインをする前に、小さな文字で書かれた条項まで隅々まで目を通し、不明点は必ず担当者に質問してください。
就職先を選べる自由はあるか
紹介される企業のリストや、過去の卒業生の就職実績を具体的に確認しましょう。
特定のSES企業ばかりに偏っていないか、自社開発企業への実績はあるか、そして何より「自分で探した企業への就職」が認められているかどうかが重要です。
スクール側が提示する企業にしか就職できないという縛りがある場合、ブラック企業への入社を強制されるリスクが高まります。
就職先の選択肢が広く、受講生の意思が尊重されるスクールを選ぶことが、キャリアの失敗を防ぐ鍵となります。
「カリキュラムの内容」と「自分のやりたいこと」が一致しているか
無料スクールの多くは、需要が高い言語しか学べないというケースがあります。
しかし、人によっては比較的ニッチなスキルを学びたいということもあるでしょう。
例えば、現在ではPythonやJavaが主流ですが、C言語を学んで組み込みエンジニアを目指したい、ということもあるはずです。
そうした場合に、自分のやりたいことにマッチするスキルが学べるかどうかは重要ですので、「何を習得できるのか」についてはしっかり把握しておくようにしましょう。
受講生からの評判はどうなっているか
公式ホームページに掲載されている「卒業生の声」は、成功事例だけを切り取った広告の一部です。
「就職先が選べなかった」「講師が放置気味だった」といった具体的なネガティブな口コミが多数見つかる場合は、避けた方が賢明です。
逆に、厳しい意見の中にも「課題は大変だったが力になった」「メンターが親身だった」という声があれば、検討する価値があります。
情報の鮮度にも注意し、直近1~2年以内の口コミを参考にしましょう。
【無料にこだわるならココ】厳選!おすすめの無料プログラミングスクール3選
数ある無料プログラミングスクールの中でも、運営歴が長く信頼性が高い3つのスクールを紹介します。
これらは、違約金や就職先に関する情報がオープンになっており、多くの卒業生を輩出している実績がある上、受講生からの評判も良いスクールとなります。
0円スクール(ゼロスク)

「0円スクール(ゼロスク)」は、Java開発に特化した無料プログラミングスクールです。
運営元がシステム開発会社であるため、現場で求められる実践的なカリキュラムが組まれています。
カリキュラムは自習形式が中心ですが、現役エンジニアの講師がサポートに入ります。
卒業後は、運営元のグループ会社や提携企業への就職も可能ですし、自分で自由に就職先を探すこともできます。
また、途中退校しても違約金が発生しない点も、良心的と言われる理由の一つです。
ネットビジョンアカデミー

「ネットビジョンアカデミー」は、ネットワークエンジニアの育成に特化した無料スクールです。
プログラミング(コードを書くこと)ではなく、インフラ構築に必要なネットワーク知識や、資格である「CCNA」の取得を目指します。
未経験からネットワークエンジニアとして就職率98%という高い実績を誇り、上京者向けに最大2ヶ月間のシェアハウス賃料が無料になるサポートも提供しています。
開発職にこだわらず、安定したインフラエンジニアとしてのキャリアを築きたい人にとっては、非常に有力な選択肢となります。
ウズカレIT

「ウズカレIT」は、20代の既卒・第二新卒・フリーターの就職支援に強い「UZUZ」が運営するITスクールです。
プログラミング(Javaコース)だけでなく、インフラエンジニアコースも用意されています。
離職率が高い企業や、ハラスメントの噂がある企業とは提携しないという方針を掲げており、就職後の定着率が高いことで知られています。
YouTubeチャンネルなどでも積極的に情報発信を行っており、運営の透明性が高い点も評価されています。
学習動画の視聴だけなら登録なしでも可能なため、まずは教材の質を確認してみるのもよいでしょう。
確実さを求める場合は有料スクールを検討するのも有効

ここまで、「無料スクールの闇」や「受講する価値のある無料スクール」などについて解説してきました。
しかし、ここまでお読みいただいた方の中には、「こうなったら、有料スクールを検討しよう」と思った方もいるかもしれません。
そのため、就職先を無理やり押し付けられることはなく、純粋にキャリアを支援してくれるパートナーとしての関係を築くことができます。
また、現在では国が主導する「教育訓練給付金制度」や「リスキリングを通じたキャリアアップ支援事業」が拡充されているため、受講料の70~80%が戻ってくることも多いです。
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