「才能がある人とない人の特徴は?」
これからプログラミングの勉強を始めようと思っている人の中には、このような疑問を持っているケースも多いでしょう。
そこでこの記事では、上記の疑問を解消するため、詳しく解説していきます。
「プログラミング」と「才能」の関係を知りたいという方は、是非最後までご覧ください。
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プログラミングに才能は必要か?
結論からお伝えしますと、プログラミングにおいて才能はあまり必要ありません。
確かに、才能があった方が上達も早いです。
- 数学が得意
- もとから論理的思考が身に付いている
- 地頭(じあたま)が良い
これらの才能を持っていれば、必然的に高いスキルが身に付きやすいでしょう。
しかし、上記のような才能はあくまでプラスαに過ぎません。
プログラミングにおいて最も重要なのは「努力」なのです。
本気でプログラミングを学ぼうと決意し、途中で投げ出さず長期間に渡って学習を継続するという努力を怠らなければ、特別な才能は必要ありません。
逆に言えば、いかに才能があろうと努力できない人は、プログラミング学習に向いていないと言えます。
「自分が頭が良くないからプログラミングなんて無理だ」
このように、学習に取り組む前から諦めてしまっている人もいるかもしれませんが、地道にコツコツ頑張れる人ならば才能など不要なので、プログラミングを学びたい・エンジニアになりたいという気持ちがあるのなら是非積極的にチャレンジしてください。
プログラミングの才能がある人の特徴
プログラミングに才能はあまり関係ありませんが、強いて言えば、以下のような人はプログラミング向きと言えるでしょう。
地道に努力することができる
前述の通り、プログラミングの才能として最も必要なのが「努力できること」です。
プログラミングは一夜にして習得できるものではありません。
- 新しい言語を学ぶ
- 既存のスキルを強化する
- 新しいテクノロジーに適応する
これらをやり通すには、多くの時間と労力を必要とします。
当然、毎日のように学習をしなければ、高いスキルは身に付かないでしょう。
一度決めた目標に対して、簡単に諦めたりせず、辛抱強く努力できることこそ、プログラミング学習における最も重要な才能となります。
数学が好き
数学が好きという特性は、プログラミングの才能がある人にしばしば見られます。
数学は、具体的な答えを求めるための論理的なステップを組み立てる能力が問われます。
これはプログラミングにおいても同様で、要件を満たすプログラムを書くためには、一連の処理を論理的に組み立てる必要があります。
数学が好きな人は、このプロセスが得意である傾向があり、結果的にプログラミングにプラスに働くことが多いです。
さらに数学は、問題解決のための様々な方法を提供します。
同じ問題でも、解き方は一つではありません。
プログラミングも同じで、特定の問題を解決するための最適なソリューションを見つけるためには、様々なアプローチを探求する柔軟性が求められます。
したがって、数学が好きな人はプログラミングの才能がある可能性が高いと言えるでしょう。
プログラミングが楽しい
プログラミングを楽しめるかどうか、という点も非常に重要です。
好きこそものの上手なれ、ということわざ通り、好きなことや楽しいことは自然に上達していくもの。
プログラミングという作業が楽しいと感じるのならば、それは立派な才能です。
楽しいことをしているのですから、進んで学習もするでしょうし、新しい知識やスキルに対しても積極的に触れにいくことでしょう。
仮に理解力が多少低くとも、プログラミングを楽しいと思いながらコツコツ学習を続けていれば、「仕事だから」と嫌々勉強しているエンジニアを追い越すことも珍しくないはずです。
それぐらい、「プログラミングにポジティブに取り組める」という要素は重要なのです。
ものづくりが好き
プログラミングとは、基本的には新しい「もの」を創造することです。
ものづくりとは、何も物理的な製品だけに限りません。
ソフトウェアやウェブサイト、アプリケーションといった「デジタルなもの」を開発することも立派なものづくりです。
そのため、何かを作ること、創造することが好きだというのも、プログラミングにおける才能と呼べるでしょう。
ものづくりが好きならば、プログラミング学習中に困難にぶつかったとしても、その先に待っている達成感を糧に頑張れるはずです。
プログラミング学習の大敵は「挫折」ですが、ものづくりが好きという気持ちが強ければ挫折するリスクも大幅に下がります。
もちろん、エンジニアとして働き出してからは、より一層「ものづくりをしている」という意識が高まるでしょうから、やりがいも増すことでしょう。
発想力がある
発想力は、プログラミングにおいて非常に重要な特性の一つです。
プログラミングをしている時、「この処理はどう実現すればいいのか・・・?」と悩むことも珍しくありません。
そんな時、発想力があれば、既存の手法やアプローチに固執せず、新しい視点から問題を解決するための新しい道を見つけることもできます。
このように考えてしまう人もいるかもしれませんが、プログラミングの学習を進める中で、発想力が開花したり、少しずつ発想力が育ったりすることも多いので、そこまで深刻に考えなくても大丈夫です。
集中力がある
何事にも集中力は必要ですが、プログラミングにおいては特に重要な要素となります。
プログラミングは、非常に複雑なロジックを組み立てていく作業ですから、深く集中して取り組まないと効率的に進みません。
したがって、何かに没頭したらご飯を食べることも忘れてしまう、というような人はプログラミングの才能があると言えるでしょう。
例えば、ゲームやギター、料理、スポーツなど、一度はじめたら「いつの間にか時間が経っていた」と感じられるほど集中できる人は、プログラミングにも向いている可能性が高いです。
自己解決力が高い
自己解決力とは、他人に頼ることなく自分一人で問題を解決する能力です。
プログラミングにおいては、自己解決が欠かせません。
学習段階はもちろん、エンジニアになった後も、わからないことがあるたびに誰かに質問していては、周囲に迷惑がかかりますし、時間もかかってしまいます。
- ネット検索
- 書籍
- Q&Aサイト
- YouTube動画
こういったものを活用して、自分一人で問題を乗り越えていく才能が、プログラミングにおいて重要となります。
自己解決力は、持って生まれた才能というより、育てていく才能です。
プログラミング学習中に、できる限り人に頼らず進めることを意識していれば、自然に自己解決力が身に付くことでしょう。
プログラミングの才能がない人の特徴
この項目で紹介するような特徴に該当する方は、プログラミングにあまり向いていない可能性が高いです。
努力することが嫌い
プログラミングにおいて最も重要なのは「努力」ですから、努力できない・努力が嫌いという人は、残念ながらプログラミングの才能がないと言わざるを得ません。
趣味としてであっても、仕事としてであっても、プログラミングをする以上は日々のインプットが必要となります。
ITの世界はものすごいスピードで技術革新が進んでいることもあり、一度身に付けたスキルがすぐに古くなってしまうことも珍しくないため、学習は欠かせないのです。
「努力したくない」「頑張りたくない」という人は、プログラミングには手を出さない方がよいかもしれません。
すぐに諦めてしまう
プログラミングは、簡単に結果が出るものではなく、一つの問題を解決するのに何時間もかかることがあります。
そのため、耐え忍びながら取り組む精神力が求められます。
しかし、プログラミングの才能がない人は、一度詰まったり、予想外のエラーに直面したりするとすぐに諦めてしまいがちです。
短期間で結果が出ないとやる気を失ってしまう人は、プログラミングには不向きでしょう。
試行錯誤を楽しめるタイプでないと、プログラミングを続けていくのは難しいです。
物事を論理的に考えられない
プログラミングの才能がない人の特徴の一つとして、「物事を論理的に考えられない」ことも挙げられます。
プログラミングは、「一連の命令を実行するための論理的な手順を組み立てる作業」です。
そのため、物事を論理的に考え、その結果をプログラムの形に落とし込む能力は非常に重要となります。
ただし、論理的思考はプログラミング学習の過程で身に付くため、最初から持っている必要はありません。
最初から論理的に物事を考えられる方が有利ではありますが、努力次第でどうとでもなりますので、そこまで気にすることはないでしょう。
パソコンが好きではない
パソコンは、プログラミングを行なう上で欠かせないツールです。
そんなパソコンに対してポジティブな感情を持てないような場合は、プログラミングの才能に欠けているということになってしまうでしょう。
まだパソコンをあまりいじったことがなく、なんとなく苦手意識を持っている、という程度ならば問題ありませんが、本格的にパソコンを触りはじめても、どうしても好きになれないようならば、プログラミングの学習が苦痛に思えてしまうはずです。
- ネット検索で様々な情報が手に入る
- SNSで情報発信ができる
- 動画を作ることができる
- 便利なWebサービスを利用できる …など
このように、パソコンを使ってできることの中に一つでも好きなことがあれば問題ないでしょう。
プログラミングの才能をテストする方法
プログラミングの才能を持っているかどうかは、自分自身でも把握しにくいものですが、才能をテストする方法はいくつか存在します。
もっとも手軽な方法は、オンライン上で提供されているプログラミングの課題や問題を解くことです。
プログラミングに関する簡単な問題や、無料で受けられるテストを用意しているサイトもあるので、探してみるとよいでしょう。
また、プログラミングのコンペティションやハッカソンに参加することも有効な手段の一つです。
これらのイベントでは、限られた時間内で特定の問題を解決するためのプログラムを作成することが求められます。
これにより、実践的な状況下での思考力や実装力を試すことができます。
プログラミングを効率的に学習するコツ
プログラミングを効率的に習得するためには、以下のような方法がおすすめです。
- オンライン学習サイトを利用する
- メンターを探す
- プログラミングスクールに通う
オンライン学習サイトを利用する
プログラミング学習の第一選択肢としては、「オンライン学習サイトの利用」が挙げられます。
多くのオンライン学習サイトは、初心者から上級者まで、幅広いレベルのプログラミング学習を提供しています。
これらのサイトは、ユーザーが自分のペースで学習できるように設計されているので、時間や場所に縛られず無理なく学習を進めることが可能です。
最大の特徴は、「安い料金で利用できる」という点です。
例えば以下のようなオンライン学習サイトならば、月に1,000円前後で学び放題となります。
- Progate
- ドットインストール
- paizaラーニング
何から始めていいかわからないという方は、学習サイトのチュートリアルに沿って勉強を進めるというのも有効でしょう。
メンターを探す
メンターとは、「指導してくれる人」のことを指します。
自分で学習計画を立てたり、学習の管理をしたりするのが苦手な場合は、メンターを探して依頼するという方法もおすすめです。
優秀なメンターほど高額な報酬が必要にはなってしまいますが、その分効率的に学習が進みますし、高いスキルが身に付く可能性も高まります。
メンターは、「MENTA」というマッチングサービスを利用したり、SNSでメンティー(教わる人)を募集しているアカウントを探したりすることで見つけることができます。
プログラミングスクールに通う
プログラミングを学ぶ際に最も効率的な方法は、プログラミングスクールに通うことです。
独学に比べると費用がかかるものの、プログラミングスクールを利用することで、以下のようなメリットを得ることができます。
- 短期間で学習を終えられる
- 高いスキルが身に付く
- 現役エンジニアから最新の現場状況を教えてもらえる
- クオリティの高いポートフォリオを制作できる
- エンジニアとして就職した後もサポートしてくれるスクールが多い
このように、ある程度高額な費用がかかる分、独学にはない様々なメリットが存在します。
「自分の将来に投資する」という考え方ができる人には、プログラミングスクールは大変おすすめですので、是非検討してみてはいかがでしょうか。
なお、未経験からWebエンジニアになりたいという場合は、RUNTEQというスクールがおすすめです。
その理由については以下の記事で詳しく解説しているので、興味のある方は是非参考にしてください。
まとめ
以上、プログラミングに才能が必要なのかどうかについてや、プログラミングの才能がある人の特徴・才能がない人の特徴、プログラミングの学習方法などについて詳しく解説してきました。
これまで解説してきたように、結論、プログラミングに才能は必要ありません。
もちろん、数学が得意だったり、論理的思考が身に付いていたりする方が、学習の初期段階では有利となりますが、最終的には「努力を継続できた人」が成功する世界です。
才能があるかどうかについてはあまり気にせず、「プログラミングを学びたい!」と思ったのなら、その気持ちに素直に従い、まずは取り組んでみる、という姿勢が重要です。
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■受講料完全無料 ■最短1か月で卒業 ■教室への通学も可能 |