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システムエンジニアのやりがいや魅力は?大変なこと・向いている人も紹介

システムエンジニアのやりがいや魅力は?大変なこと・向いている人も紹介 エンジニアの働き方

システムエンジニア(SE)は、現代のデジタル社会を支える花形の職業の一つです。
高い専門性が求められる一方で、その仕事には大きなやりがいや魅力があると言われています。

しかし、インターネット上では「大変だ」「やりがいがない」といった少し気になる声が見られるのも事実です。

そこでこの記事では、これからSEを目指す方や、現在SEとして働いていて自身のキャリアを見つめ直したい方のために、「SEの仕事のやりがいと魅力」や「大変なこと」について紹介していきます。

SEに向いている人の特徴や、未経験からSEを目指す方法なども詳しく解説していきますので、是非参考にしてください。

【本記事の信頼性】

  • 執筆者は元エンジニア
  • 大手プログラミングスクールのWebディレクター兼ライターを経験
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  1. そもそもシステムエンジニア(SE)とは
  2. システムエンジニアのやりがいや魅力10選
    1. 高い年収に期待できる
    2. 希少である上流工程のスキルが身に付く
    3. 様々な業界に関わることができる
    4. 論理的思考力が鍛えられる
    5. キャリアパスの選択肢が多い
    6. 自分の設計したシステムが形になる
    7. クライアントから感謝される機会が多い
    8. SEの需要は高いので職を失いにくい
    9. いろいろな技術に触れられる
    10. 社会貢献ができる
  3. 「システムエンジニアはやりがいがない」「大変だ」と言われる理由
    1. 基本的に上流しか担当しないので「ものづくり」をしている実感がない
    2. 設計ミスが発生した時の責任が大きい
    3. 常に学習し続けなければならない
    4. 納期が近づくと残業が増えることがある
    5. ITのことがわからないクライアントとのコミュニケーションが難しい
  4. システムエンジニアに向いている人の特徴
    1. 論理的思考や自己解決能力が高い
    2. 新しい技術に興味がある
    3. コミュニケーションスキルが高い
    4. 物事に対して柔軟に対応できる
    5. 責任感が強い
    6. チームワークを大事にする
  5. 未経験からやりがいのあるシステムエンジニアに就職・転職する方法
    1. 独学や資格取得でスキルを身に付けてから自力で就活を行う
    2. IT業界に特化した転職エージェントを利用する
    3. 転職サポート付きのプログラミングスクールを利用する
  6. まとめ

そもそもシステムエンジニア(SE)とは

そもそもシステムエンジニア(SE)とは

システムエンジニア(SE)とは、コンピューターシステムの開発において、主に上流工程を担当する技術者のことです。

家づくりに例えるなら、顧客(施主)の要望を聞き、どのような家を建てるか決めて設計図を描く「建築士」のような役割を担います。

具体的には、クライアントが抱える課題やニーズをヒアリングし、それを解決するためのシステムの仕様を決定する「要件定義」や、その要件を満たすためのシステムの全体像を描く「基本設計」、そして具体的な機能や動作を詳細に決める「詳細設計」といった業務が中心です。

プログラマーは、SEが作成した設計書に基づいてプログラムを書くため、SEはその前段階の計画と設計を一手に引き受ける、プロジェクトの司令塔と言えるでしょう。

クライアントと開発チームの間に立ち、円滑なコミュニケーションを促す重要な役割も担っています。

システムエンジニアのやりがいや魅力10選

システムエンジニアのやりがいや魅力10選

システムエンジニアの仕事は多忙で責任も大きいですが、それを上回る多くのやりがいや魅力があります。

ここでは、多くの現役SEが感じる仕事のやりがいを10個厳選してご紹介します。

高い年収に期待できる

システムエンジニアは、専門的な知識とスキルが求められる職種であるため、日本の平均年収と比較して高い給与水準にあります。

実際、求人ボックスのデータでは、正社員の平均年収が「518万円」となっています。

この年収はあくまで平均で、新卒者の年収も含まれているため、経験豊富なシステムエンジニアならば700~800万円といった年収を得ている人も多く、中には年収1,000万円を超えている人も少なくありません。

自身のスキルが正当に評価され、収入という形で返ってきた時には、仕事に対して大いにやりがいを感じるでしょう

希少である上流工程のスキルが身に付く

SEの主戦場である「上流工程」(要件定義や設計)のスキルは、単にプログラミングができるだけでは身につきません。

顧客のビジネスを深く理解する力、課題を特定する力、そしてそれをITで解決する最適な方法を設計する力が求められます。

そして、上流工程のような高度なスキルを持つ人材はIT業界でも希少価値が高く、多くの企業から求められる存在になります。

キャリアを重ねるごとに、より大規模で複雑なシステムの設計を任されるようになり、自身の市場価値を高めていけるのは大きな魅力です。

様々な業界に関わることができる

システム開発は、IT業界内にとどまりません。
金融、製造、医療、流通、官公庁など、あらゆる業界で必要とされています。

そのため、SEはプロジェクトを通じて、普段の生活では知ることのできない多種多様な業界のビジネスモデルや業務知識に深く触れる機会があります。

例えば、銀行の勘定系システムの開発に携われば金融の知識が、工場の生産管理システムの開発に携われば製造業の知識が身につきます。

知的好奇心が旺盛な人にとって、常に新しい世界に触れられる環境は、大きなやりがいとなるはずです。

論理的思考力が鍛えられる

システム設計は、論理的思考力の結晶です。
顧客の曖昧な要望を整理し、矛盾のないように機能へと落とし込み、順序立てて処理の流れを組み立てていく作業は、まさに論理的思考そのものです。

複雑に絡み合った課題を一つひとつ分解し、最適な解決策を導き出すプロセスを繰り返すことで、物事を筋道立てて考える能力が自然と鍛えられていきます。

この論理的思考力は、IT業界だけでなく、あらゆるビジネスシーンで役立つ普遍的なスキルと言えるでしょう。

キャリアパスの選択肢が多い

システムエンジニアとして経験を積んだ後のキャリアパスは非常に多彩です。

代表的なキャリアパスには、以下のような選択肢があります。

  • プロジェクトマネージャー(PM)
  • ITコンサルタント
  • ITアーキテクト
  • ITスペシャリスト(特定の技術分野を極める)
  • フリーランスエンジニアとして独立

現場で培った設計スキルや業務知識、マネジメント経験を活かして、より上流のポジションや、より専門性の高い職種へとステップアップしていくことが可能です。

自分の適性や興味に合わせてキャリアを柔軟に描ける点は、SEという仕事の大きな魅力です。

自分の設計したシステムが形になる

SEの仕事で最も達成感を味わえる瞬間の一つが、自分が設計したシステムが実際に完成し、動き出す時です。

頭の中で描いた構想や、設計書の上でしかなかったものが、プログラマーたちの手によって形になり、社会の中で実際に使われていく様子を見るのは、何物にも代えがたい喜びがあります。

自分が生み出したシステムが業務を効率化したり、人々の生活を便利にしたりするのを目の当たりにした時、SEとしての大きなやりがいを感じることができるでしょう。

クライアントから感謝される機会が多い

SEは、クライアントが抱えるビジネス上の課題を、システム開発を通じて解決する仕事です。

プロジェクトが無事に完了し、導入したシステムがクライアントの業務効率を劇的に改善したり、新たなビジネスチャンスを生み出したりした際には、「〇〇さんのおかげで仕事がとても楽になりました」「ありがとう」といった感謝の言葉を直接いただく機会が多くあります。

自分の仕事が誰かの役に立っていると実感できることは、働く上での大きな喜びであり、次の仕事への活力となります。

SEの需要は高いので職を失いにくい

あらゆる産業でDX(デジタルトランスフォーメーション)が推進される現代において、IT人材の需要はますます高まっています。

経済産業省の調査では、IT人材は2030年には最大で約79万人不足すると試算されており、特にシステムの根幹を設計できるSEは、今後も高い需要が続くと予測されます。

景気の変動に左右されにくく、スキルさえあれば職を失いにくいという安定性は、将来を見据えて長く働きたいと考える人にとって、非常に大きな魅力と言えるでしょう。

いろいろな技術に触れられる

IT業界は技術の進化が非常に速く、クラウド、AI、IoT、ブロックチェーンなど、次々と新しい技術が登場します。

SEは、クライアントの課題を解決するために、これらの最新技術を調査し、システムにどう取り入れるかを検討する機会が豊富にあります。

常に新しい知識や技術に触れ、自身のスキルをアップデートし続けることができる環境は、テクノロジーに興味がある人にとっては刺激的で、飽きることがありません。

こういった面からも、自身の成長を実感しやすい仕事とも言えるでしょう。

社会貢献ができる

システムエンジニアの仕事は、社会のインフラを支えるという側面も持っています。

例えば、銀行のATMが24時間使えるのも、新幹線が安全に運行できるのも、私たちがオンラインでスムーズに買い物ができるのも、その裏側で堅牢なシステムが稼働しているからです。

公共サービスや金融、交通、医療といった社会基盤を支える大規模なシステムの開発に携わることは、多くの人々の生活を支えているという実感に繋がり、大きな社会的意義とやりがいを感じさせてくれます。

「システムエンジニアはやりがいがない」「大変だ」と言われる理由

「システムエンジニアはやりがいがない」「大変だ」と言われる理由

多くの魅力がある一方で、システムエンジニアの仕事には厳しい側面も存在します。

ここでは、なぜSEの仕事に対して「やりがいがない」「大変だ」と感じてしまう人がいるのか、その理由を掘り下げていきます。

基本的に上流しか担当しないので「ものづくり」をしている実感がない

SEの主な仕事は設計であり、実際にプログラミングを行うのはプログラマーの役割です。

そのため、自分の手でコードを書いて何かを作り上げたいという「職人肌」の気質が強い人の場合、設計書を作成するだけの仕事に物足りなさを感じ、「ものづくりをしている実感がない」と感じてしまうことがあります。

仕様を決める楽しさよりも、手を動かして作る楽しさを重視する人にとっては、やりがいを感じにくい側面があるかもしれません。

設計ミスが発生した時の責任が大きい

SEが作成する設計書は、システム開発全体の土台となるものです。
もしこの設計段階でミスがあれば、その後のプログラミングやテストの工程に多大な影響を及ぼし、プロジェクト全体の手戻りや納期の遅延、予算の超過に直結します。

時には、たった一つの設計ミスがプロジェクトを頓挫させてしまうことさえあります。

このように、自分の判断がプロジェクトの成否を大きく左右するというプレッシャーと責任の重さは、SEが感じる大変さの大きな要因の一つです。

常に学習し続けなければならない

IT技術は日進月歩で進化し続けます。
昨日まで主流だった技術が、今日にはもう古くなっているということも珍しくありません。

そのため、SEは業務時間外にも新しい技術や知識を自主的に学び続け、自身のスキルを常にアップデートしていく必要があります。

この絶え間ない学習意欲を維持することは、決して楽なことではありません。
知的好奇心がなければ、新しい技術をキャッチアップし続けることを「大変だ」と感じてしまうでしょう。

納期が近づくと残業が増えることがある

プロジェクトには必ず納期が存在します。
プロジェクトの終盤や、予期せぬトラブルが発生してスケジュールが遅延している場合には、納期に間に合わせるために残業時間が増えたり、休日出勤が必要になったりすることがあります。

特に、クライアントと開発チームの板挟みになるSEは、調整業務に追われて長時間労働になりやすい傾向が見られます。

もちろん、全てのプロジェクトがそうではありませんが、時期によってはプライベートの時間を確保しにくくなることがある点は覚悟しておく必要があるかもしれません。

ITのことがわからないクライアントとのコミュニケーションが難しい

SEは、ITの専門家ではないクライアントから要望を引き出し、システムの仕様を決定していく必要があります。

しかし、クライアントがITに関する知識を十分に持っていない場合、要望が曖昧であったり、技術的に実現不可能な要求をされたりすることが少なくありません。

専門的な内容を分かりやすく説明したり、実現可能な代替案を提案したりと、円滑なコミュニケーションを図るためには高度なスキルと忍耐力が求められます。

この認識のズレを埋める作業に、大きなストレスを感じるSEは少なくないのです。

システムエンジニアに向いている人の特徴

システムエンジニアに向いている人の特徴

やりがいと大変さの両面を持つシステムエンジニアですが、どのような人がこの仕事で活躍できるのでしょうか。

ここでは、SEに向いている人の特徴を6つご紹介します。

論理的思考や自己解決能力が高い

システム設計は、複雑な要素を順序立てて整理し、矛盾のないように組み立てる論理的思考力が不可欠です。

また、プロジェクトでは予期せぬ問題が必ず発生します。
その際に、他人のせいにせず、自ら原因を分析し、解決策を導き出せる自己解決能力が高い人は、SEとして非常に重宝されるでしょう。

新しい技術に興味がある

IT業界のトレンドは常に変化しています。

クラウドやAIといった新しい技術の情報を自ら進んで収集し、それを学ぶことを楽しめる人は、SEとして長く活躍し続けることができます。

知的好奇心が旺盛で、学習意欲が高いことは、SEにとって最も重要な資質の一つと言えるかもしれません。

コミュニケーションスキルが高い

SEは一日中パソコンに向かっている仕事ではありません。
クライアントの要望を正確にヒアリングしたり、プログラマーに設計内容を的確に伝えたりと、多くの人と関わる仕事です。

相手の意図を汲み取り、自分の考えを分かりやすく伝えるコミュニケーションスキルが高い人は、プロジェクトを円滑に進めることができます。

物事に対して柔軟に対応できる

プロジェクトの途中で、クライアントから急な仕様変更を要求されたり、予期せぬトラブルが発生したりすることは日常茶飯事です。

そのような変化に対して、「計画通りに進めなければ」と頑固になるのではなく、状況に応じて最適な対応策を考えられる柔軟性は、SEにとって非常に重要なスキルです。

責任感が強い

SEは、システムの品質やプロジェクトの納期に対して大きな責任を負います。

困難な状況に直面しても、途中で投げ出すことなく、プロジェクトを最後までやり遂げるという強い責任感は、クライアントやチームメンバーからの信頼を得る上で不可欠です。

チームワークを大事にする

システム開発は一人ではできません。
プログラマーやデザイナー、テスターなど、多くのメンバーと協力して一つの目標に向かって進んでいく仕事です。

自分の役割を果たすことはもちろん、常にチーム全体のことを考え、メンバーと協力し合える協調性のある人は、SEとして成功しやすいでしょう。

未経験からやりがいのあるシステムエンジニアに就職・転職する方法

未経験からやりがいのあるシステムエンジニアに就職・転職する方法

未経験からでも、やりがいの大きいシステムエンジニアになる道は開かれています。

ここでは、代表的な3つの方法とその特徴について解説します。

独学や資格取得でスキルを身に付けてから自力で就活を行う

まず検討するのが、書籍やオンライン学習サイトを利用して独学でプログラミングを学び、IT関連の資格を取得して就職・転職活動に臨む方法でしょう。

費用を最も安く抑えられるというメリットがあるこの方法ですが、正直、あまりおすすめできません。

なぜなら、実務で通用するスキルレベルまで独学で到達するのは非常に困難であり、モチベーションの維持も難しいからです。

また、企業が採用で重視するのは資格よりも実践的なスキルであるため、ポートフォリオ(作品集)がない状態では、書類選考を通過することすら難しいのが実情です。

独学のみでレベルの高いポートフォリオを作るのは困難なのです。

IT業界に特化した転職エージェントを利用する

IT専門の転職エージェントとは、IT業界の動向や求人情報に詳しい専門のキャリアアドバイザーが、無料で転職をサポートしてくれるサービスです。

未経験者向けの求人を紹介してもらえたり、履歴書・職務経歴書の添削や面接対策といった選考サポートを受けられたりするメリットがあります。

IT系の転職エージェントとしては、未経験者・経験者を問わず豊富な求人案件を抱えているユニゾンキャリアが有名です。

ただし、転職エージェントはあくまで「転職」を支援するサービスであり、「スキル習得」をサポートしてくれるわけではありません。
ある程度の知識やスキルを自分で身につけていることが前提となるケースが多いでしょう。

転職サポート付きのプログラミングスクールを利用する

未経験からSEを目指す上で、最も確実で効率的な方法と言えるのが、転職サポートがセットになったプログラミングスクールを活用することです。

体系的に組まれたカリキュラムを通じて、実務レベルのスキルを効率的に習得できるだけでなく、専属のキャリアアドバイザーによる手厚い転職支援を受けられます。

受講料はかかりますが、実践的なポートフォリオを作成でき、スクールが提携する企業への紹介も受けられるため、未経験からでも質の高い企業へ就職・転職できる可能性が格段に高まります。

以下の記事で、初心者向けに厳選したプログラミングスクールを紹介しているので、興味のある方は是非参考にしてください。

まとめ

システムエンジニアは、設計ミスが許されない責任の重さや、絶え間ない学習の必要性といった大変な側面がある一方で、それを上回る多くのやりがいと魅力に満ちた仕事です。

この記事を読んで、システムエンジニアという仕事に興味を持った方は、是非目指してみてはいかがでしょうか。

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