プログラミング学習をしようと考えている方の多くが、以下の2択で迷うことでしょう。
■プログラミングスクールに通う
しかし巷では、「プログラミングスクールなど必要ない」「通う必要などないからやめとけ」といった意見もあります。
こういった意見を見た方の中には、スクールは本当に必要ないのか、通うべきではないのか、と悩んでいるケースも多いでしょう。
そこでこの記事では、なぜプログラミングスクールに通う必要がないと言われるのかについての理由や、スクールに通うメリット、独学の強みとリスクなどについて詳しく解説していきます。
プログラミングスクールに通うかどうか迷っている人にとっては非常に貴重な情報が手に入る記事ですので、是非参考にしてください。
【本記事の信頼性】
- 執筆者は元エンジニア
- 大手プログラミングスクールのWebディレクター兼ライターを経験
- 自らも地元密着型のプログラミングスクールを運営
■Webエンジニアの育成に特化 ■自社開発企業への転職成功率がダントツ ■ハイスキルを求める人に最適 |
■サポートは半永久的 ■単価80万円以上の講師陣 ■AWSやJavaに強い |
■受講料完全無料 ■最短1か月で卒業 ■教室への通学も可能 |
「プログラミングスクールは必要ない」「やめとけ」と言われる理由
「プログラミングスクールに通う必要はない・やめとけ」と言われる主な理由は、以下の通りです。
- 受講料金が高い
- 独学でもプログラミング学習はできる
- 挫折する可能性がある
- 紹介される転職先がSES企業ばかりなことがある
- 「プログラミングスクール卒業生は使えない」と思われている
- 実務未経験であることは変わらない
- ノーコードツールが充実している
受講料金が高い
プログラミングスクールには多くのメリットがありますが、「必要ない」「やめとけ」と言われる最大の理由の一つが、受講料金の高さです。
IT専門学校のように数百万円の費用が必要となるわけではありませんが、それでも40~100万円ほどの受講料がかかります。
独学であればかなり安く学べるプログラミングスキルに対して、「なぜそんなにも高い受講料を払って学ぶのか」と疑問を感じる方もいらっしゃるのでしょう。
なお、プログラミングスクールを受講するのに数十万円のお金が必要になる理由は、質の高いプログラミング教育を提供するためにコストをかけているからです。
- 専門の講師による指導
- 実践的なプロジェクト
- カリキュラム開発費
- 個別のメンタリング
- キャリアサポート
- 快適な学習環境を維持するための設備
こういったサービスが提供されることから、独学とは比べ物にならないほど高いスキルが短期間で身に付きます。
プログラミングスクールに払う数十万円のお金が高いか妥当かは、自分の将来への投資についてどのように考えているのか、によって変わってくるでしょう。
独学でもプログラミング学習はできる
プログラミングスクールの必要性について否定的な意見が存在する背景には、「プログラミング学習は独学でも可能である」という事実もあります。
現代社会では、インターネット上に無料で利用できるプログラミング教材が豊富に揃っており、自分のペースで学習を進めることも可能です。
また、コーディングに関する疑問や問題を解決するためのコミュニティも存在し、助け合いながら学ぶ環境も整っています。
その一方で、独学には以下のような落とし穴もあります。
- 誤った学習方法で時間を無駄にしてしまう
- なかなか問題を解決できない
- 学習モチベーションを維持できない
- 知識の抜け漏れが起こりやすい
- 転職支援がない
上記の要素は、初心者がプログラミングを学ぶ際の大きな障壁となることが珍しくありません。
独学をやり切るだけの自己管理能力や精神力、フットワークの軽さ、積極性などが充分に備わっている方の場合は独学という選択肢もおすすめですが、プロのサポートを受けながら、効率よくスピーディに学習を進めたいという方にはスクールの方が向いているでしょう。
挫折する可能性がある
「途中で挫折してしまうリスクを否定できない」という点も、プログラミングスクールが「必要ない」「やめとけ」と言われる理由の一つです。
プログラミングスクールの場合、挫折しないためのサポート体制が充実していることがほとんどですので、かなり高い割合で学習をやり遂げることが可能です。
しかし、やはり「全員が無事卒業」とはいかず、ごく一部脱落してしまう人がいるのも事実です。
高額な費用を払ったことが無駄になってしまうことから、挫折リスクを恐れるのは当然のことでしょう。
ただ、スクール側としては、「受講生の未来を大事にしている」というのはもちろん、自分たちが運営するスクールの評価を上げるためにも、可能な限り挫折しないように全力で支援してくれるため、基本的には卒業できるものと考えておいて問題ありません。
とはいえ、なんの志も持たず、適当な気持ちで入学した場合は挫折してしまう可能性が高くなってしまうので注意が必要です。
紹介される転職先がSES企業ばかりなことがある
SES企業とは、システムエンジニアリングサービスを提供する企業のことを指します。
これらの企業は、クライアントのITプロジェクトを支援するために、エンジニアを開発現場へ派遣するのが主な業務となります。
「SES企業 = 悪」というわけではありませんが、SES企業はいくつかの問題点が指摘されています。
中でも特に問題視されているのが、「どんな現場に派遣されるかわからない」という点です。
一度派遣されれば、そのまま客先に常駐して働くことになるのですが、プロジェクトの内容が自分とまったく合っていなかったり、スキルアップが望めないような業務内容だったりしても、我慢して働き続けるしかありません。
こうした特徴を持つSES企業への紹介を行っているプログラミングスクールもあるため、「プログラミングスクールは必要ない、やめとけ」と言われてしまうことがあります。
しかし、紹介先がSES企業ばかりかどうかは、プログラミングスクールによって異なります。
SES企業の紹介は一切行わない、もしくはほとんど行わない、というスクールも多く存在しますので、スクール選びを間違わなければこの点はあまり心配しなくてもよいでしょう。
「プログラミングスクール卒業生は使えない」と思われている
「プログラミングスクールの卒業生は使えない」という認識を持つ採用担当者も、一部で存在します。
まず、プログラミングスクールのカリキュラムは一般的に短期間であり、その期間内に多くのプログラミング言語や技術を学ぶことが求められます。
しかし、これらの知識を短期間で習得し、実際の業務で活用できるレベルに達するのは困難であると考える人が一定数いるのです。
実際はどうなのかと言いますと、これも「スクール次第」となります。
確かに、現場では使い物にならないレベルのまま卒業させてしまういい加減なスクールもあります。
逆に、即戦力として活躍できるレベルに育つまで卒業させないというスクールもあります。
採用担当者は、レベルの高いスクールを把握しているケースが多いので、質の高いスクールに入れば、「使えない卒業生」とは思われにくくなるはずです。
実務未経験であることは変わらない
プログラミングスクールは、プログラミングスキルを学習するための場所であり、プログラミングの仕事をする場ではありません。
そのため、「いくら勉強しようとも、結局は実務未経験のままなのだから、通う必要などない」と考えている人もいるようです。
しかし、エンジニア採用担当者は、実務経験があるかどうかだけではなく、「伸びしろ」も見ています。
年齢的にまだ若かったり、積極性があったり、学習意欲が高かったりする人材だと感じてもらえば、実務経験がなくとも採用されることは珍しくありません。
ノーコードツールが充実している
近年、ノーコードツールが充実し、プログラミングスキルを持たなくてもアプリケーションを開発できるようになりました。
これにより、ドラッグ&ドロップやクリックといった簡単な操作だけで開発作業を進められるようになったため、「もうプログラミングスクールは必要ないからやめとけ」と主張する人がいます。
しかし、これに関しては大きな間違いです。
なぜならば、ノーコードツールでできることは限られていることから、一部の現場でしか利用されていないからです。
本格的な開発を行うには、細やかなコーディングができるエンジニアの力が必要なのです。
したがって、高いプログラミングスキルを身に付けられるプログラミングスクールの重要性は、依然変わっていません。
プログラミングスクールに通うメリット
プログラミングスクールに通う主なメリットは以下の通りです。
- 挫折率を大幅に下げられる
- 現役エンジニアから指導を受けられる
- 学習モチベーションを保ちやすい
- 独学よりも短期間でスキルを身に付けられる
- 質の高いポートフォリオを作りやすい環境にある
- 転職サポートが充実している
- スクール卒業生だからこそ採用するという企業もある
挫折率を大幅に下げられる
プログラミングスクールに通う最大のメリットは、独学に比べて挫折率を大幅に下げられるという点です。
プログラミングの学習は、コツコツと地道に続けることが重要であるため、一人で学習するとなるとモチベーションの維持や疑問点の解決が難しく、挫折しやすい傾向にあります。
その点プログラミングスクールならば、経験豊富な講師が直接指導し、学習の進捗を管理してくれるので、挫折しそうになってもしっかりサポートしてもらえます。
また、同じ目標を持つ仲間と一緒に学ぶことで、競争心を持てることから学習意欲を高めやすくなりますし、具体的なカリキュラムに沿って学習を進めることで目標設定や計画性が明確になり、効率的に学習を進めることができます。
これらの要素も、プログラミングスクールに通うことで挫折率を大幅に下げる要因となっています。
現役エンジニアから指導を受けられる
現役エンジニアから直接指導を受けることができるのも、プログラミングスクールに通う大きなメリットの一つです。
業界で実際に活躍しているプロフェッショナルから学ぶことで、理論だけでなく現場での実践的な知識やスキル、さらには最新のトレンドや技術を身につけることが可能となります。
また、一人で学習する場合には見落としがちな自身の弱点や課題を、専門的な視点で指摘してもらえるという利点もあります。
学習面だけでなく、現役エンジニアと交流しておけば、将来的に業界での人脈形成にもつながりますし、就職活動時に良い就職先を紹介してもらえる場合もあるでしょう。
学習モチベーションを保ちやすい
独学でプログラミングを学ぶ場合には厳しい自己管理が求められますが、自分を徹底的に管理するということは非常に難しいことであり、誰にでもできることではありません。
したがって、途中で学習意欲が下がってしまい、最終的に挫折しやすいのが独学の欠点です。
それに対し、プログラミングスクールでは専門的な指導者がいます。
学習面だけでなく精神面もサポートしてもらえるので、学習の進行がスムーズになるだけでなく、モチベーションも維持しやすくなるのです。
講師から定期的なフィードバックや評価ももらえるので、自分がどの程度成長しているかを具体的に把握できることから、どんどん学習意欲を高めていくことができるでしょう。
独学よりも短期間でスキルを身に付けられる
独学に比べて短期間でプログラミングスキルを習得できる点も、スクールに通うメリットの一つです。
スクールでは経験豊富な講師が教えてくれるため、自分一人で解決しきれない問題や疑問があっても、すぐに質問して解決することができます。
その結果、スキル習得までのスピードも早くなるわけです。
これは、独学ではなかなか実現できないことでしょう。
また、プログラミングスクールでは効率的に学習を進めるためのカリキュラムが用意されているため、自分で学習計画を立てる必要がありません。
学習の進行度に応じて適切な内容が提供されるので、初学者がつまずきやすいポイントや難解な部分もスムーズに学べます。
こういった点も、短期間でのプログラミングスキル習得が可能になる要因です。
質の高いポートフォリオを作りやすい環境にある
未経験からエンジニア転職を目指す場合、最も重要になるのがポートフォリオです。
実務経験がない場合、自分のスキルをアピールできるのはポートフォリオだけです。
どういった技術があり、どういったサービスを開発できるのかを示すことができる唯一の武器となるのです。
プログラミングスクールならば、「講師が企画段階からアドバイスをくれる」「仲間たちと相談しながら開発を進められる」など、質の高いポートフォリオを作りやすい環境が整っているため、就活が有利になるようなポートフォリオを作成できることでしょう。
また、ポートフォリオ制作の過程で実際の開発プロセスにも触れることができるので、いざ現場に出た時にも役立つはずです。
転職サポートが充実している
プログラミングスクールは、スキルを教えるだけでなく、実際に転職活動を成功させるためのサポートについても数多く用意しています。
- 履歴書の添削
- 職務経歴書の添削
- 自己PRのコツ
- 志望動機の伝え方
- 面接の練習
このような転職サポートを通じて、卒業生の内定獲得率アップに貢献してくれます。
また、多くの場合スクールは企業との繋がりがあるため、卒業生の希望に沿うような企業への紹介を行ってくれることもあります。
「Webサービスを開発できる企業に入りたい」
このような要望に最大限応えてくれるので、後悔のない転職が実現する可能性が高いです。
スクール卒業生だからこそ採用するという企業もある
独学のみでプログラミングスキルを習得した人の場合、どの程度のスキルが身に付いているのか、コミュニケーションの面で問題はないのか、といったあたりが不透明になってしまいます。
したがって、独学のみの未経験エンジニアは採用しないと考えている担当者もいるほどです。
プログラミングスクールで学んだのならば、スクールが用意した知識の抜け漏れが発生しにくいカリキュラムをこなすため、卒業時には一定レベルのスキルが担保されるので、採用担当者としては安心材料になります。
もちろん、どのスクールを卒業したのかによって卒業時のスキルレベルは大きく変わってくるので、一概には言えないのですが、総じてスクール卒の方が転職活動は有利となるでしょう。
プログラミングスキルは独学でも習得可能?
そもそもの話にはなってしまいますが、独学でもエンジニア転職が可能なレベルのプログラミングスキルを身に付けることはできるのでしょうか?
この疑問について、以下にて詳しく解説していきます。
独学の場合90%以上が挫折する
結論からお伝えしますと、一応独学でもエンジニア転職が可能なレベルのスキルを身に付けることは可能です。
しかし、初心者にとってプログラミング学習は非常に難しいものであることから、独学のみの場合、約90%が挫折してしまうと言われています。
高度なプログラミングスキルを身につけるためには、理論の理解だけでなく、実践を通じての経験が必要不可欠で、そのためには独学を続けるためのモチベーションを維持しつつ、適切な学習資料を見つけ、理解し、手を動かすという一連のプロセスが求められます。
これらを一人で進めるとなると、継続するためのハードルはどうしても高くなってしまうでしょう。
よほど強い意志を持って、長期間にわたって厳しい自己管理を徹底できる人ならば、独学のみで最後までプログラミング学習をやり切ることができるかもしれません。
独学のメリット
独学のメリットは以下の通りです。
- あまりコストがかからない
- 自分のペースでゆっくり学習でき
最大のメリットは、やはり「お金」でしょう。
スクールに通うことを考えると、大幅に安い費用で学習を進めることができます。
しかし残念ながら、強調できるメリットは費用面のみとなります。
「自分のペースでゆっくり学習できる」というのも、一応メリットではありますが、逆に言えばそれだけ学習が間延びしてしまうということになるので、考えようによってはデメリットになってしまうかもしれません。
とにかく安く勉強する、ということだけにこだわるのならば独学がベストですが、そうでない場合は他の選択肢を検討するのもおすすめです。
独学のデメリット
独学のデメリットは以下の通りです。
- 高いスキルを身に付けづらい
- 学習期間が長くなりやすい
- 挫折するリスクが非常に高い
- 高品質なポートフォリオ制作が難しい
- 採用選考において不利になりやすい
自己管理力が突出しているような一部の人を除くと、上記のようなデメリットが発生してしまう可能性が非常に高いです。
学習の進め方がわからないことから、正しい学習ロードマップを描けず、無駄な勉強に時間を費やすことも多いでしょうし、学んでおくべきことを飛ばしてしまうということもあるでしょう。
ポートフォリオ制作に関しても相談できる人がいないため、質が低下しやすく、採用選考でも不利になりやすくなってしまいます。
自己管理力が完璧な人にはプログラミングスクールは必要ない
再三お伝えしている通り、独学でのプログラミング学習は難易度が高いものの、自分を厳しく管理できる人ならば達成可能であるため、プログラミングスクールは必要ありません。
- 一度立てた学習計画には可能な限り従う
- 一人でもモチベーションが下がらない方法を確保する
- 遊びの誘惑に負けない
- 誰からのサポートがなくとも、一度決めたことは絶対にやり通す
このような人であれば、かなり自己管理能力が高いと言えるでしょう。
「自己管理能力ならば誰にも負けない」という自信があり、学習期間が長期間になってしまっても問題ない、という人の場合は、まずは独学からチャレンジしてみるのも有効です。
プログラミングスクールに通っても就職できないことはある?
プログラミングスクールに通った場合の就職成功率は非常に高いのですが、もちろん全員が必ず就職できるわけではありません。
途中で学習を投げ出したり、あまりに積極性がなかったりすると、学習が滞り、最悪の場合やる気を失って挫折してしまうということもあります。
また、無事に卒業できたとしても、転職をサポートするキャリアアドバイザーの指示に従わなかったり、転職先企業について高望みしすぎたりすることで採用に至らないケースもあり得ます。
結論としては、プログラミングスクールに通うことで大多数の人がエンジニア転職を成功させられるものの、一部例外もある、という形になります。
後悔しないプログラミングスクールの選び方
プログラミングスクール選びで後悔しないためには、以下のような点に注意してください。
- 受講料金が相場の範囲内になっている
- 現役エンジニアが講師を務めているスクールを選ぶ
- 紹介先企業がSES企業ばかりのスクールを避ける
- ポートフォリオ支援が充実しているか確認する
- 卒業後もサポートしてくれるスクールを選ぶ
受講料金が相場の範囲内になっている
プログラミングスクールを選ぶ際、受講料金は重要な選択基準の一つです。
後悔しないためにも、自分の予算に合ったスクールを選ぶべきです。
ただし、予算に合うかだけを重視して安いプログラミングスクールを選んでしまうと、カリキュラムや教育体制が不十分なケースがあるので要注意です。
したがって、安さを重視するのではなく、受講料金が相場の範囲内になっているかどうかを意識するようにしてください。
一般的に、未経験からエンジニア転職を成功させるためにプログラミングスクールを利用する場合、大体40万円~80万円ほどが料金相場となっています。
この範囲から著しく外れている場合、「なぜそこまで安いのか」「なぜそこまで高いのか」について調べた方がよいでしょう。
現役エンジニアが講師を務めているスクールを選ぶ
プログラミングスクールを選ぶ際は、必ず「講師が現役エンジニアかどうか」を確認するようにしてください。
なぜならば、現役エンジニアは最新の技術トレンドや現場で必要とされるスキルを把握しており、それらを直接受講生に伝えることができるからです。
現場の活きたスキルを学べる機会は非常に貴重であり、問題にぶつかった時の具体的な解決方法や、開発現場でのチームワークなど、テキストだけでは学びにくい実践的な内容について知ることができます。
全てのスクールが現役エンジニアを講師として採用しているわけではありませんので、講師の採用基準などについてはしっかりチェックするようにしましょう。
紹介先企業がSES企業ばかりのスクールを避ける
前述の通り、SES企業の場合望まない現場に派遣される可能性があります。
派遣先についての要望を聞いてくれるホワイトなSES企業もありますが、一部では、エンジニアを使いつぶすことしか考えていないSESも存在します。
自分のやりたいことを優先したり、成長できる環境に身を置きたいという思いが強かったりするのならば、リスク回避のため、紹介先企業がSESばかりのプログラミングスクールはなるべく避けた方がよいかもしれません。
ただし、SES企業も悪いことだけではなく、「就職しやすい」という利点があります。
とりあえずエンジニアを経験してみたいという場合には、まずSESエンジニアとして活動してみるのもよいのではないでしょうか。
ポートフォリオ支援が充実しているか確認する
プログラミングスクール選びの大切なポイントの一つが、「ポートフォリオ支援」の有無です。
ポートフォリオとは、学んだプログラミングスキルを活用して制作した作品のことで、自身のスキルを具体的に示せる強力な武器となるため、就職活動時には非常に重要な要素となります。
しかし、いくらスキルがあってもそれをどのようにポートフォリオへ反映すればいいかわからなければ、自分の価値を充分に伝えることは難しいでしょう。
そのため、学習したスキルを効果的にアピールできるポートフォリオの制作支援を意識しているプログラミングスクールも多いです。
具体的には以下の通りです。
- どんなポートフォリオを制作するかのアイデア出し
- オリジナルアプリケーションを開発するための指導
- プロジェクトの企画・進行管理の方法を伝える
- ポートフォリオのプレゼンテーションの仕方
未経験エンジニアにとって、ポートフォリオは大変重要なものになりますので、どの程度支援してもらえるのかについてはこだわるようにしてください。
卒業後もサポートしてくれるスクールを選ぶ
プログラミングスクールの中には、卒業した時点ですべてのサービスがストップするというところもあります。
しかし、卒業後も手厚くサポートしてくれるスクールも多いため、できればそういったスクールを選ぶようにしましょう。
例えば、卒業してからも技術的な質問に答えてくれたり、未経験エンジニアとして働き出した際の悩み相談に応じてくれたりといったサポートを実施しているスクールも多いです。
卒業後のサポートの有無については、スクールの質を測る一つのバロメーターとも言えます。
卒業生へのフォローが手厚いスクールは、一貫して学生のキャリアを考え、高いレベルの教育を提供しようとする姿勢が見て取れます。
一方で、卒業と同時にサポートが途絶えるスクールは、その後の生徒の進路に対する関心が低い、あるいは教育の質に自信がない可能性があります。
プログラミングスクールを選ぶ際は、卒業後のサポートの有無についても重視するようにしてください。
質の高い教育を受けられるおすすめプログラミングスクール3選
ここまで記事をお読みいただいた方の中には、このように感じている方もいるのではないでしょうか。
この項目では、そんな疑問にお答えします。
RaiseTech
s参照:https://raise-tech.net/
受講期間
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3~6か月
※選択する受講コースによって異なる |
受講料金
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448,000円(税込)
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受講形式
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オンライン
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RaiseTechは、最速で稼げるエンジニアの育成にこだわっている、初心者特化型のプログラミングスクールです。
一度入会した受講生に対しては徹底的なサポートを行うことに定評があり、卒業後も様々なフォローを受けることができます。
詳細について知りたい方は、是非以下の記事をご覧ください。
案件獲得や転職支援は無期限サポートとなっている上、入学時は初心者向けに個別の学習ロードマップを作成するなど、とにかく手厚いサービスに定評があるスクールです。
プログラミングやエンジニア業界について、右も左もわからないという方には特におすすめなスクールとなっています。
tech boost(テックブースト)
参照:https://tech-boost.jp/
受講期間
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3~5か月
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受講料金
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■入学金:126,500円〜408,320円
■基本月額料金:32,780円 ■月々のメンタリング料金:34,760円〜69,520円 |
受講形式
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オンライン
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tech boost(テックブースト)は、正社員としての就職にこだわらず、フリーランスエンジニアとしての活動も視野に入れている人におすすめのプログラミングスクールです。
フリーランス育成特化型と銘打っているので、自由な働き方を目指す場合には特に適しています。
組織の中で働くよりも、スキル一つで稼いでいきたいという方には、フリーランスという働き方がおすすめです。
DMM WEBCAMP
参照:https://web-camp.io/
受講期間
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1~8か月
※選択する受講コースによって異なる |
受講料金
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169,800円~910,800円(税込)
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受講形式
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オンライン
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DMM WEBCAMPは、未経験からのエンジニア転職や、副業で稼ぐためのスキルを習得するのに最適なプログラミングスクールです。
単純に、教養として身に付けたかったり、趣味に活かしたかったりしたいという人向けのコースも豊富に用意されているので、ライトな学習を望んでいる人にも向いています。
運営元はあの「DMMグループ」なので、サービス内容はしっかりしています。
どんなニーズにも対応できるような受講コースが揃っているので、まずは公式ホームページにてどんなコースがあるのか確認してみることをおすすめします。
まとめ
以上、「プログラミングスクールは必要ない」「プログラミングスクールに通うのはやめとけ」と言われる理由や、スクールに通うメリット、独学の注意点など、幅広く解説してきました。
一部でプログラミングスクールに対する否定的な意見があるものの、基本的には利用価値の高い場所となっています。
だからこそ、今現在も多くのプログラミングスクールが存在しているのです。
独学のみでプログラミングスキルを習得するのはかなり難しいため、本気でプログラミングを学んでエンジニアとして活躍したいと考えている場合には、積極的にスクールの利用を検討した方がよいでしょう。
■Webエンジニアの育成に特化 ■自社開発企業への転職成功率がダントツ ■ハイスキルを求める人に最適 |
■サポートは半永久的 ■単価80万円以上の講師陣 ■AWSやJavaに強い |
■受講料完全無料 ■最短1か月で卒業 ■教室への通学も可能 |