今や「プログラミング」という言葉を知らない人はほとんどいないと思われますが、「具体的に何ができるのかよくわからない」「自分にもできるものなのだろうか」と感じている方も多いのではないでしょうか。
そこでこの記事では、プログラミングで実現できることや身近な例、プログラミングを学ぶとすれば何から始めればいいのか、といったことについて詳しく解説していきます。
【本記事の信頼性】
- 執筆者は元エンジニア
- 大手プログラミングスクールのWebディレクター兼ライターを経験
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プログラミングでできること10選
一言で「プログラミング」といっても、その活用範囲は非常に多岐にわたります。
ここでは、プログラミングでできることの代表例を10個紹介します。
Webサイト制作
プログラミングを使えば、企業の顔となるコーポレートサイトや、個人が情報を発信するためのブログ、商品の魅力を伝えるランディングページ(LP)など、あらゆるWebサイトを自由に制作できます。
Webサイト制作の際は、HTMLやCSSといった言語で見た目や骨格を作り、JavaScriptで動きをつけるのが基本です。
さらに、PHPやRubyのようなサーバーサイド言語を学べば、お問い合わせフォームや会員登録機能といった、ユーザーの操作に応じて内容が変化する「動的なサイト」も開発可能になります。
世界で最も利用されているCMS(コンテンツ・マネジメント・システム)であるWordPressもPHPで作られており、そのカスタマイズにもプログラミングスキルが活かせます。
Webアプリの開発
Webサイトが主に情報提供を目的とするのに対し、Webアプリケーションはユーザーが特定の作業や目的を達成するための「サービス」です。
例えば、私たちが日常的に利用するGmailやX(旧Twitter)、AmazonのようなECサイトもWebアプリの一種です。
これらはWebブラウザ上で動作するため、ユーザーはソフトウェアをインストールする必要がありません。
Webアプリ開発には、ユーザーが直接目にする部分(フロントエンド)と、データの処理や保存といった裏側の部分(サーバーサイド)の両方の知識が求められます。
アイデア次第で、世界中の人が利用する便利なサービスを生み出せる、非常に夢のある分野と言えるでしょう。
スマートフォンアプリの開発
今や生活必需品となったスマートフォンのアプリ開発も、プログラミングでできることの代表例です。
iPhoneなどのiOSアプリを開発する場合は「Swift」、Androidアプリを開発する場合は「Kotlin」というプログラミング言語が主に用いられます。
かつてはそれぞれ別の言語で開発する必要がありましたが、近年ではFlutterやReact Nativeといったフレームワークを使うことで、一つのコードからiOSとAndroid両方のアプリを開発することも可能になりました。
スマホアプリには、メッセージアプリやSNS、ゲーム、スケジュール管理ツールなど、あらゆるジャンルのアプリが存在します。
個人開発のアプリが世界的なヒットを生むケースも珍しくなく、アイデアとスキルがあれば大きなビジネスチャンスを掴める可能性を秘めています。
自分が思う「あったらいいな」を形にして、多くの人に使ってもらえる喜びは、アプリ開発ならではの醍醐味です。
ゲーム制作
家庭用ゲーム機やPC、スマートフォンで楽しむゲームのほとんどは、プログラミングによって作られています。
キャラクターの動きやストーリー展開、アイテムの効果、敵のAI(人工知能)など、ゲームの世界を構成するあらゆる要素がプログラミングで制御されているのです。
ゲーム開発の世界では、「Unity」や「Unreal Engine」といったゲームエンジンが広く利用されています。
これらのエンジンには、3Dグラフィックスの描画や物理演算など、ゲーム制作に必要な機能があらかじめ備わっており、開発者はより創造的な部分に集中できます。
なお、UnityではC#、Unreal EngineではC++という言語が主に使われます。
簡単な2Dゲームから、現実と見紛うほどの美麗なグラフィックを持つAAAタイトルまで、プログラミングスキルがあれば、人々を熱中させる魅力的なゲームワールドをその手で創り出すことが可能です。
データの分析・活用
現代はビッグデータの時代と呼ばれ、企業活動や人々の行動から膨大なデータが生み出されています。
このデータを分析し、ビジネスに役立つ知見を引き出す「データサイエンス」の分野で、プログラミングは不可欠なツールです。
例えば、顧客の購買履歴を分析して新商品の開発に繋げたり、Webサイトへのアクセスログからユーザーの行動パターンを把握して改善策を立案したりできます。
また、過去の売上データから将来の需要を予測することも可能です。
こうしたデータ分析には、専門のライブラリ(便利な機能をまとめたもの)が豊富な「Python」という言語が広く使われています。
勘や経験だけに頼るのではなく、分析したデータに基づいた客観的な意思決定を可能にするこのデータサイエンススキルは、あらゆる業界でその重要性を増しているでしょう。

業務効率化ツールの作成
日々の業務の中に存在する、繰り返し行われる定型作業。
しかしプログラミングを学べば、こうした単純作業を自動化するツールを自作し、業務を大幅に効率化できます。
これにより、人間は今まで以上に創造的で付加価値の高い仕事に集中できるようになります。
具体的には、以下のようなことが可能です。
自動化できる業務の例 | 使われる技術の例 |
Excelのデータ集計やグラフ作成の自動化 | VBA (Visual Basic for Applications) |
複数サイトからの情報収集(スクレイピング) | Python |
定期的なレポートメールの自動送信 | GAS (Google Apps Script) |
ファイルの自動リネームや整理 | Python, シェルスクリプト |
プログラミングは、専門のエンジニアだけのものではありません。
営業職や事務職、マーケティング職など、あらゆる職種の方がそのスキルを身につけることで、日々の業務負担を軽減し、生産性を向上させることができるのです。
AI開発
現在、AI(人工知能)技術は目覚ましい進化を遂げ、社会の様々な場面で活用されています。
このAI開発の中核を担うのがプログラミングです。
特に、機械学習や深層学習(ディープラーニング)といった技術分野では、プログラミング言語「Python」がスタンダードとなっています。
AIでできることは非常に幅広いですが、以下に一例を挙げます。
- 画像に写っているものを識別する「画像認識」
- 文章の意味を理解して応答するチャットボットなどの「自然言語処理」
- 株価や天候を予測する「予測モデルの構築」
さらに近年では、文章や画像を生成する「生成AI」も大きな注目を集めています。
これらのAI技術を開発し、自動運転や医療診断支援、新たなクリエイティブの創出など、未来の社会基盤を創る最先端の分野に挑戦できることは、大きな魅力と言えるでしょう。
ロボット開発
工場で製品を組み立てる産業用ロボットから、家庭で活躍するお掃除ロボット、介護やエンターテイメントの分野で期待される人型ロボットまで、あらゆるロボットはプログラミングによってその動きを制御されています。
ロボット開発におけるプログラミングは、センサーからの情報を読み取って状況を判断し、モーターを動かして適切な動作を行わせるという、現実世界とソフトウェアを繋ぐ重要な役割を担います。
主にC++やPythonといった言語が使われ、ROS(Robot Operating System)というフレームワークも広く利用されています。
ハードウェアに関する知識も必要となるため、他の分野とは少し毛色が異なりますが、自分が書いたコードで物理的なモノが意図通りに動く様子を目の当たりにできるのは、ロボット開発ならではの面白さです。
少子高齢化が進む日本において、労働力を補うロボットの需要は今後ますます高まっていくでしょう。
IoT開発
IoT(Internet of Things)は、「モノのインターネット」と訳され、身の回りのあらゆるモノがインターネットに接続される技術のことを指します。
このIoT製品の開発にもプログラミングは欠かせません。
例えば、スマートフォンから遠隔操作できるエアコンや照明、外出先から施錠を確認できるスマートロック、健康状態を記録するウェアラブルデバイスなどがIoT製品の代表例です。
IoT開発では、機器に組み込む小さなコンピューター(マイコン)を制御するプログラミング(C言語、C++など)と、そこから送られてくるデータを処理するクラウドサーバー側のプログラミング(Python, Goなど)の両方が必要になります。
家電や自動車、農業、医療など、あらゆる産業でIoT化が進んでおり、私たちの生活をより便利で豊かにする可能性を秘めた、非常に将来性の高い分野です。
アナログ作業の自動化
プログラミングによる自動化は、PC上のデジタルな業務だけに留まりません。
センサーやアクチュエーター(動力装置)と組み合わせることで、これまで人の手で行っていた物理的なアナログ作業をも自動化できます。
これは「フィジカルコンピューティング」とも呼ばれ、IoTとも深く関連する分野です。
例えば、農業の分野では、土壌の水分量をセンサーで測定し、水が不足したら自動で水やりを行うシステムを構築できます。
また、工場では、製品がベルトコンベアの特定の位置に来たらアームが作動して検査を行う、といった自動化が可能です。
個人の趣味のレベルでも、Raspberry Pi(ラズベリーパイ)のような安価な小型コンピューターを使い、カーテンを自動で開閉させたり、ペットに自動で餌をあげたりする装置を作ることができます。
アイデア次第で、身の回りの「面倒くさい」を解決できる面白い分野です。
プログラミング言語別のできること
プログラミングでできることは、使用する「言語」によって得意な分野が異なります。
ここでは、代表的なプログラミング言語と、それぞれで何ができるのかを解説します。
自分のやりたいことに合った言語を見つける参考にしてください。
Pythonでできること
Pythonは現在、「最も注目されているプログラミング言語」と言っても過言ではないほど人気があります。
文法がシンプルで分かりやすく、初心者でも学びやすいという特徴がある上、非常に汎用性が高く、幅広い分野で用いられる言語です。
例えば、以下のような分野です。
AI(人工知能)開発・機械学習 | TensorFlowやPyTorchといった優れたライブラリが揃っており、AI開発の分野では圧倒的なシェアを誇ります。 |
データ分析・可視化 | データ処理や統計計算、グラフ作成などが得意で、データサイエンスの分野で必須のスキルです。 |
Webアプリケーション開発 | DjangoやFlaskといったフレームワークを使えば、YouTubeやInstagramのような大規模なWebサービスも開発可能です。 |
業務効率化 | Webサイトから情報を自動収集するスクレイピングや、ファイル操作の自動化など、日常業務を効率化するツール作成にも適しています。 |

PHPでできること
PHPは、WebサイトやWebアプリケーションの裏側(サーバーサイド)で動作することに特化して生まれた、非常に歴史と実績のあるプログラミング言語です。
その最大の強みは、今なお圧倒的なシェアを誇るWebサイト構築の分野にあります。
世界のWebサイトの3分の1以上がWordPressで作られており、このWordPressのカスタマイズや独自の機能を持つプラグイン開発には、PHPの知識が欠かせません。(出典: W3Techs)
同様に、日本国内で人気のECサイト構築システム「EC-CUBE」もPHPで開発されており、Web制作やECサイト構築の現場で非常に高い需要を保っています。
そして、PHPの活躍の場はそれだけにとどまりません。
「Laravel」のようなモダンなフレームワークの登場により、現在では複雑で高機能なWebアプリケーションを迅速に開発する現場でも広く採用されています。
例えば、オリジナルのSNS、予約システム、顧客管理システム(CRM)などをゼロから構築することも可能です。
豊富な情報量と多くのレンタルサーバーで手軽に利用できる環境も魅力であり、小規模なサイトから大規模なサービス開発まで幅広く対応できる、非常に実用的な言語と言えるでしょう。

Javaでできること
Javaは、非常に汎用性が高く、安定性や処理速度に優れたプログラミング言語です。
「Write once, run anywhere(一度書けば、どこでも動く)」という思想の通り、OSに依存しないアプリケーションを開発できるのが大きな特徴です。
大規模な業務システム開発: 金融機関の勘定系システムや、企業の基幹システムなど、高い信頼性が求められる大規模システムの開発で豊富な実績があります。
具体例としては以下の通りです。
Androidアプリ開発 | かつてはAndroidアプリ開発の公式言語であり、現在でもKotlinと共に広く使われています。 |
Webアプリケーション開発 | サーバーサイドでの開発に強く、ECサイトや企業のWebサービスなど、様々な場面で採用されています。 |
学習コストはやや高いですが、非常に需要が安定しているため、長く使えるスキルを身につけたい方に向いているでしょう。

Rubyでできること
Rubyは、日本人のまつもとゆきひろ氏によって開発されたプログラミング言語です。
「ストレスなく、楽しくプログラミングできること」を重視して設計されており、直感的で書きやすい文法が特徴です。
Rubyの最大の強みは、「Ruby on Rails」という非常に強力なWebアプリケーションフレームワークの存在です。
このフレームワークを使うことで、高品質なWebサービスを迅速に開発できます。
Webアプリケーション開発 | 特にスタートアップ企業を中心に人気が高く、クックパッドや食べログ、GitHubといった有名なサービスもRuby on Railsで作られています。 |
Webサイト制作 | Webサービスの開発だけでなく、Webサイトのサーバーサイド構築にも活用されます。 |
開発スピードを重視するモダンなWeb開発の現場で活躍したい方に、おすすめの言語です。
SwiftやKotlinでできること
SwiftとKotlinは、それぞれスマートフォンアプリ開発の主役となるモダンなプログラミング言語です。
Swift | Apple社が開発した言語で、iPhoneやiPad、MacなどのApple製品向けのアプリ(iOSアプリ、macOSアプリ)開発に用いられます。安全性とパフォーマンスを両立するように設計されており、直感的で記述しやすいのが特徴です。 |
Kotlin | Google社がAndroidアプリ開発の公式言語として推奨している言語です。Javaとの相互運用性が高く、より簡潔で安全なコードを書けるように作られています。 |
どちらの言語も、スマートフォンアプリという非常に大きな市場で活躍するための必須スキルと言えます。
自分がどちらのプラットフォームのアプリを作りたいかに合わせて選択すると良いでしょう。
JavaScriptでできること
JavaScriptは、Webブラウザ上で動作する唯一のプログラミング言語であり、Web開発において絶対に欠かせない存在です。
主に、Webページに動きやインタラクティブ性を加えるために使われます。
できることの具体例は以下の通りです。
フロントエンド開発 | ボタンをクリックしたときのポップアップ表示や、画像のカルーセル、入力フォームのリアルタイムチェックなど、ユーザーが目にする部分の動的な表現を担います。ReactやVue.jsといったフレームワークを使うことで、より複雑で高機能なUIを構築できます。 |
サーバーサイド開発 | Node.jsという実行環境の登場により、サーバーサイドの開発も可能になりました。これにより、フロントエンドからサーバーサイドまでをJavaScriptで一貫して開発できます。 |
スマートフォンアプリ開発 | React Nativeなどのフレームワークを使えば、JavaScriptの知識を活かしてiOSとAndroidの両方で動くアプリを開発することも可能です。 |
Webに関わる開発をしたいのであれば、どのような分野に進むとしても必須となる言語です。

プログラミングが活用されている身近な例
プログラミングは、専門的なシステムやWebサービスだけでなく、私たちの日常生活の隅々にまで浸透しています。
皆さんが普段何気なく使っているモノやサービスも、実はプログラミングによって支えられているのです。
家電製品 | 毎朝使う炊飯器の炊き上がりを制御するプログラム、設定温度を保つエアコンのプログラム、洗濯物の量に応じて水量を調整する洗濯機のプログラムなど、現代の家電製品の多くは内部のマイコンでプログラムが動いています。 |
交通機関 | 電車の運行を正確に管理するシステム(ATC/ATOS)、交通量に応じて切り替わる信号機、目的地まで最適なルートを案内するカーナビやGoogle マップも、すべてプログラミングの賜物です。 |
買い物 | スーパーのセルフレジや、オンラインで商品を購入できるECサイト、動画や音楽のストリーミングサービス、銀行のATMなど、あらゆる場所でプログラムが動いており、私たちの生活を便利にしています。 |
このように、意識していないだけで、私たちは毎日数え切れないほどのプログラムの恩恵を受けて生活しています。
プログラミングを学ぶことは、こうした社会の「仕組み」を理解することにも繋がるでしょう。
プログラミングは仕事だけでなく趣味にも活かせる
プログラミングスキルは、転職やキャリアアップといった仕事の面で注目されがちですが、実は趣味としても非常に奥深く、人生を豊かにしてくれます。
仕事という枠に縛られず、自分の「好き」や「面白い」を追求できるのが、趣味のプログラミングの最大の魅力です。
例えば、以下のような楽しみ方ができます。
オリジナルゲームの制作 | 昔懐かしいドット絵のRPGや、シンプルなパズルゲームなど、自分の好きな世界観のゲームを創り上げることができます。 |
Webサイトやブログのカスタマイズ | 自分の趣味や作品を発表するWebサイトを、デザインテンプレートに縛られず、細部までこだわって作り込めます。 |
電子工作との連携 | Raspberry PiやArduinoといった小型コンピューターを使い、オリジナルのガジェットや便利なIoTデバイスを制作することも人気です。 |
日々の面倒を自動化 | 趣味のデータ収集や整理を自動化するツールを作って、より多くの時間を趣味そのものに費やすことも可能です。 |
スキルを身につけること自体が目的ではなく、何かを「作る」という創造的な楽しさを味わえるのが、趣味としてのプログラミングの醍醐味ではないでしょうか。
プログラミング学習は何から始めるべきか
プログラミングに興味を持っても、「何から手をつければいいのか分からない」と悩む方は少なくありません。
ここでは、初心者の方が挫折しにくい、おすすめの学習ステップを4段階でご紹介します。
まずは初心者向けの書籍から始める
プログラミング学習の第一歩として、初心者向けの書籍を1冊通読することをおすすめします。
Web上の情報は断片的になりがちですが、書籍であれば体系的に知識を学ぶことができます。
選ぶ際のポイントは、図解やイラストが多く、専門用語が丁寧に解説されている入門書を選ぶことです。
自分の学びたい言語(例えばPythonやJavaScript)が決まっている場合は、その言語の「やさしい」「入門」と書かれた本から始めてみましょう。
まずは完璧に理解しようとせず、「プログラミングとはこういうものか」という全体像を掴むことを目標に読み進めてください。
この最初のインプットが、後の学習の土台となります。
プログラミングの概要を理解したら学習サイトで勉強する
書籍で全体像を掴んだら、次はオンラインのプログラミング学習サイトを活用しましょう。
これらのサイトの多くは、動画やスライドを見ながら、実際にブラウザ上でコードを書いて実行できるインタラクティブな形式になっています。
例えば、以下のような学習サイトがおすすめです。
- Progate : スライド形式で直感的に学べる、初心者向けの定番サイト
- ドットインストール : 3分間の動画でサクサク学習を進められるサイト
オンライン学習サイトを通じて、「知識を得る(インプット)」と「コードを書く(アウトプット)」を繰り返すことで、スキルが定着しやすくなります。
まずは無料プランから試してみて、自分に合ったサービスを見つけるのが良いでしょう。

疑問点があれば質問サイトを使って解決する
プログラミング学習を進めていると、必ずエラーが出たり、分からないことが出てきたりします。
一人で悩み続けてしまうと、挫折の大きな原因になりかねません。
そんな時は、エンジニア向けの質問サイトを積極的に活用しましょう。
代表的なサイトとしては、「teratail」や「Qiita」の質問機能などがあります。
これらのサイトでは、経験豊富なエンジニアがあなたの疑問に答えてくれる可能性があります。
質問する際には、ただ「動きません」と書くのではなく、「何を実現したいのか」「どのように試したのか」「どんなエラーメッセージが出たのか」を具体的に記載することが重要です。
質問の仕方を工夫することで、的確なアドバイスが得られやすくなり、問題解決能力も向上していくでしょう。

独学が厳しい場合はプログラミングスクールを活用する
「エラーが解決できずに先に進めない」
このように感じた場合は、プログラミングスクールの活用も有効な選択肢です。
プログラミングスクールには、以下のようなメリットがあります。
- 体系的なカリキュラムによって短期間で高いスキルを習得できる
- 現役エンジニア講師にいつでも質問・相談できるため、疑問をすぐに解決できる
- 学習コミュニティがあるため、同じ目標を持つ仲間と切磋琢磨することでモチベーションを維持しやすい
- ポートフォリオ作成の支援や、転職・就職のサポートを受けられる
受講料は決して安くありませんが、短期間で集中的にスキルを習得したい方や、本気でエンジニアへのキャリアチェンジを目指す方にとっては、価値のある投資となるでしょう。

まとめ
以上、プログラミングでできることや、身近な例、プログラミングを学習するための方法などについて詳しく解説してきました。
プログラミングは、Webサイトやアプリ開発だけでなく、AI開発、データ分析、業務効率化、そしてIoTやロボット開発に至るまで、私たちの社会を支え、未来を形作るための強力なツールです。
もはや、プログラミングは一部の専門家だけのものではありません。
仕事に活かすことはもちろん、趣味として自分のアイデアを形にする楽しみもあります。
何から始めるべきか迷ったら、まずは一冊の入門書を手に取ってみる、あるいは無料の学習サイトを覗いてみることから始めてはいかがでしょうか。