まず結論からお伝えしますと、「大学生からプログラミングを学ぶのはもう遅い」というのは誤解です。
決して遅くはなく、むしろ大学生からプログラミング学習を始めるのはちょうどよいとすら言えます。
そこでこの記事では、大学生がプログラミングを学び始めることは決して遅くない理由や、大学で学習を始めるメリット、効率的な学習方法などについて詳しく解説していきます。
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「大学生からプログラミングを学習しても遅い」は嘘
「大学生がプログラミングを学んでも遅い」という認識は、明らかな間違いです。
実際には、遅いどころか「学習を始めるのに最も適している時期・環境」だと言えます。
プログラミングは、年齢や経験に関係なく誰でも始めることができますが、中でも、大学生は時間的な余裕があるため、新たなスキルを習得するのに適した時期なのです。
現代社会では、ITスキルが求められる機会が増えているため、プログラミングの知識は就職活動やキャリアアップにも役立つでしょう。
さらに、プログラミングを学ぶことは論理的思考や問題解決能力を鍛えるための良い機会でもあります。
プログラミングに興味を持ったのならば、迷わず学習を始めることをおすすめします。
大学からプログラミングを勉強しても遅くない理由
「大学からプログラミングを勉強しても遅くない」と言える主な理由は以下の通りです。
- まだプログラミングを学んでいる人が少ない
- 3ヶ月から6ヶ月ほどでスキルを習得できる
- 大学生は時間的に余裕がある
- まだ若いので吸収力が高い
まだプログラミングを学んでいる人が少ない
プログラミング学習を始めるのは、早ければ早いほど有利です。
ですが実際には、中学生や高校生の段階からプログラミングを学んでいるという人はほとんど存在しません。
大学生でも、プログラミング学習をしているという人はそこまで多くないでしょう。
「プログラミングは難しそうだ」という先入観や、学ぶ場所や機会がないという問題から、習得しておけばメリットが多そうだと思いつつも、プログラミング学習を始めることに抵抗を感じている人が多いのです。
そんな中で、先んじて学習を開始すれば、就職活動で大きなアドバンテージを得られるはずです。
3ヶ月から6ヶ月ほどでスキルを習得できる
プログラミング学習は、何年もかけて学ぶものではなく、短期間の集中学習で基本的なスキルを習得することが可能です。
一部の専門的なスキルを除けば、ほとんどのプログラミング言語や技術は「3ヶ月から6ヶ月ほどの学習」で、初級から中級レベルまでのスキルが身に付くでしょう。
独学の場合は時間がかかってしまう傾向にありますが、プログラミングスクールを利用すれば、早ければ3ヶ月、遅くとも半年ほどで学習を終えることが可能です。
大学生は時間的に余裕がある
大学生は、時間的な余裕があるという利点があります。
高校生までのように、試験や受験勉強で忙しくなることもなく、社会人のように仕事で忙しいということもありません。
もちろん、卒業に必要な単位を取得するための勉強は必要ですが、それ以外の時間は自由に使うことができます。
長期の休みも多いので、そういった時期をうまく活用することで、在学中にプログラミング学習を終えることはあまり難しくないでしょう。
まだ若いので吸収力が高い
ネット上の一部にこのような意見が存在するものの、まったくの誤解です。
人間の脳は、20歳頃まで成長すると言われています。
20歳までは、記憶力や集中力や計算力といった能力が伸び続けるのです。
つまり、大学生もまだまだ吸収力が高い状態だと言えます。
また、大学生の方が高校生よりも深い理解を得やすいという点も見逃せません。
大学生になると、一般的にはより高度な思考力が身に付いているため、プログラミングの複雑な概念や理論を理解するのに適しているのです。
これらの理由から、大学生からプログラミング学習を始めるのは最も良いタイミングだと言えるでしょう。
大学生がプログラミングを学習するメリット
大学生のうちのプログラミング学習を始めることには、以下のようなメリットがあります。
- 就活に有利になる
- 勉強する時間を確保しやすい
- 将来の選択肢が広がる
- スキルを活かした高い時給のアルバイトが可能
就活に有利になる
プログラミングを学ぶことは、大学生にとって多くのメリットがあります。
その最大のメリットは、「就職活動において大いに有利になる」という点です。
近年では、IT技術の進化に伴い、多くの企業がプログラミング能力を持つ人材を求めています。
そのため、プログラミングスキルを身につけることで人材価値が高まり、就職先の選択肢も広がることでしょう。
また、プログラミングを学習することで、問題解決能力や論理的思考力が鍛えられます。
プログラムは、一つの「問題」を解決するための「解答」を作り出すものです。
プログラミングを通じて問題解決のプロセスを学ぶことで、他の分野でも活用できるスキルを身につけることができるのです。
こうしたスキルは、就職先の選定や面接、履歴書の作成など、就活における多くの場面で役立つはずです。
勉強する時間を確保しやすい
前述の通り、大学生は比較的時間に余裕があります。
単位さえしっかり取っておけば、空いている時間は自由に使うことができるのです。
長期の休みも多いのでまとまった学習時間も確保しやすい、という点もメリットでしょう。
時間がある分、遊びの誘惑も多いかもしれませんが、周囲が遊んでいる時に学習することで、将来大きな差が生まれます。
将来の選択肢が広がる
プログラミングのスキルは、現在の市場において非常に価値があります。
そんな価値あるスキルを大学生のうちから身に付けておけば、将来の選択肢がかなり広がることでしょう。
プログラミングを習得することで、IT業界だけでなく、金融、製造業、医療、教育など、あらゆる業界で活躍することができます。
多くの業界において、すでにデジタル技術の導入が進んでいるため、デジタル化に必要なプログラミングスキルを持った人材は大変重宝されるのです。
なお、プログラミングの習得によるメリットは、就職先の選択肢が増えたり就活が有利になったりするだけでなく、「自分でサービスを開発して起業する」ということも可能になります。
大学在学中に起業し、経済的な大成功を収める人も増えていますので、会社に勤めるのではなく「自分で会社を経営したい」と考えている人は是非チャレンジしてみてはいかがでしょうか。
スキルを活かした高い時給のアルバイトが可能
プログラミングの学習は、単にIT関連の知識を深めるだけでなく、大学生のアルバイト環境にも大きな影響を与えます。
例えば、プログラミングスキルを持つ大学生ならば、以下のような高い時給を得るためのアルバイトを見つけられる可能性があります。
- プログラミングスクールの講師
- プログラミング初心者のメンター
- クラウドソーシングサイトなどでの案件受注
これらは、通常のアルバイトと比べるとかなり高額な報酬が期待できます。
特にサービス開発の案件を受注できれば、1つの案件で数十万円といった金額をもらえることも珍しくありません。
もちろん、プログラミング学習を終えた段階でいきなりそのような高単価案件を獲得できる可能性は低いですが、実績を重ねていくことで充分実現できるでしょう。
稼ぐことに力を入れたいと考えている場合にも、大学生のうちからプログラミングを学ぶことには大きなメリットがあります。
大学生がプログラミングを学ぶ際に注意すべきポイント
大学生がプログラミング学習をする際には、以下のような点について注意するようにしてください。
- 目的を持ってプログラミング学習を始める
- 周りに影響されない
- 大学での勉強も手を抜かずに単位をしっかり取る
目的を持ってプログラミング学習を始める
プログラミングの学習は、大学生にとって非常に価値あるスキルを身につける絶好の機会ではありますが、なんの目的も持たずに、ただなんとなくで学習を開始するようなことは避けましょう。
なぜならば、学習の目標や方向性がぼんやりとしていると、学習の進行が遅くなったり、途中でモチベーションが低下して挫折してしまったりするリスクが高くなるからです。
一言で「プログラミング」と言っても、学習すべき内容や分野は多岐にわたります。
そして、すべての分野を網羅することは不可能ですので、まずは学習の目的をはっきりさせ、その目的を達成するための学習を心掛けるようにしてください。
例えばWeb系の仕事がしたいのならば、Web開発でよく使われるプログラミング言語を学ぶべきです。
Web系の言語には以下のようなものがあります。
- PHP
- Ruby
- JavaScript
- Python
- HTML/CSS
学習の目的を明確にすることで、より具体的な学習計画を立てることができますので、効率的な学習やモチベーションの維持に繋がります。
周りに影響されない
プログラミング学習を始めることを友人や交際相手などに伝えると、以下のような反応をされることがあるかもしれません。
「プログラマーになるつもりがないなら、プログラミングなんていらないでしょ」
しかし、周囲からの足を引っ張るような言葉には影響されないように気を付けるべきです。
自分の将来を決めるのは、自分だけなのですから。
様々な情報に触れた結果、自分の意志で「大学生のうちにプログラミングを学ぶ」と決めたのならば、周囲の言葉に振り回されず、目標に向かって努力することをおすすめします。
大学での勉強も手を抜かずに単位をしっかり取る
大学在学中にプログラミング学習を開始することには多くのメリットがありますが、かといって、「のめり込みすぎてしまい大学の勉強が疎かになった」というようなことは避けるべきです。
大学生の本分は学業なのですから、きちんと単位を取ることを優先すべきです。
その前提を守った上で、余った時間をプログラミング学習に充てるようにしましょう。
せっかく高いプログラミングスキルを身に付けても、単位が取れず留年してしまっては、就活時に不利になってしまいます。
そうなると本末転倒ですので、「大学の勉強」と「プログラミングの勉強」の時間管理をしっかりと行い、両立できるようにしてください。
大学生が効率的にプログラミングを習得するための方法
大学生が効率的なプログラミング学習を行うためには、以下のような方法がおすすめです。
- オンライン学習サイトや書籍を利用しての独学
- メンターを探して指導を受ける
- インターンシップに参加して実務を経験する
- プログラミングスクールで学ぶ
オンライン学習サイトや書籍を利用しての独学
大学生が独学でプログラミング学習をする場合は、オンライン学習サイトや書籍を利用して学ぶのがベストでしょう。
特に現在では、オンライン学習サイトの充実度が非常に高いものになっているので、学習サイトのみでのプログラミング習得も可能です。
オンライン学習サイトの中でも、以下のようなサイトは特に人気が高いです。
- Progate
- ドットインストール
- paizaラーニング
- Schoo
- Udemy
それぞれ、月額1,000円程度で利用することができるので、コスト的にもそこまでかかりません。
あまり専門的な部分まで学べないという弱点があるものの、基礎スキルを身に付けるには充分な学習内容が揃っているので、初心者の方はまず学習サイトを中心に勉強を進めるとよいでしょう。
メンターを探して指導を受ける
「学習スケジュールの立て方がわからない」
「疑問点がある時にすぐ質問できる人が欲しい」
プログラミング学習に際して、このように考えている場合は、メンター(指導者)を探して学習に伴走してもらうという方法も有効です。
プログラミングは、単に言語を学ぶだけでなく、アルゴリズムの理解、データ構造の選択、問題解決スキルの向上等、多面的な知識とスキルが必要となります。
そのため、全てを独学のみで身につけるのは大変難しいのです。
しかしメンターがいれば、困難に直面した時には具体的なアドバイスを提供してくれるので、学習継続率を高めることに期待できるでしょう。
また、実務経験があったり、今もなお現役でエンジニアとして働いていたり、という人をメンターにすれば、以下のような「プログラミング以外のスキル」も学べます。
- プロジェクト管理の方法
- チームでの働き方
- コードレビューの方法 …など
一人での学習が厳しいと感じたら、メンターを探してみるのも一つの手段です。
インターンシップに参加して実務を経験する
大学生が効率的にプログラミングを習得するためには、インターンシップへの参加も大変おすすめです。
インターンシップは、実務経験を得られる貴重な機会であり、大学の授業では得られない現場の知識やスキルを吸収できます。
プログラミングスキルは、実際に手を動かしていくることで効率的に身につくものです。
特に、プロジェクトを通じて実際の業務フローやチームでの開発経験を得ることで、単なるコードの書き方を超えた、業務適用スキルを習得できます。
また、インターンシップでは様々な業界の現場を見ることができます。
例えば、IT企業はもちろん、製造業から金融業界まで、さまざまな業界でプログラミングスキルは活用されています。
それぞれの業界でどのようにプログラミングが活用されているのか、どのような問題解決に取り組んでいるのかを知ることで、自分の興味や適性を見つける手がかりにもなるはずです。
インターンシップを活用できるのは大学生の特権ですので、是非積極的に活用しましょう。
プログラミングスクールで学ぶ
独学でのプログラミング学習に限界を感じたら、プログラミングスクールに入会するという方法がおすすめです。
なぜならば、プログラミングスクールを利用することで以下のような多くのメリットがあるからです。
- 短期間で高いスキルが身に付く
- 挫折しにくい
- 勉強仲間をたくさん作ることができる
- 現役エンジニアから最新の情報を学べる
- 希望すれば就活もサポートしてもらえる …など
プログラミングスクールの利用には、数十万円ほどの費用が必要というデメリットもありますが、本気でプログラミングを学習したい場合、将来への投資と考えれば決して高くはないでしょう。
今後の人生において、支払ったお金以上の価値を得ることができるため、エンジニアを目指している方や、就活で希望の企業に入る確率を高めたいという方は、一度検討してみてはいかがでしょうか。
大学生におすすめのプログラミングスクール3選
大学生がプログラミングを学ぶためにおすすめのスクールとしては、主に以下の3つとなります。
DMM WEBCAMP
DMM WEBCAMPは、未経験者から大変人気のあるプログラミングスクールで、これからプログラミングを学ぼうと考えている大学生にも最適なスクールです。
カリキュラムが充実していることはもちろん、返金制度や割引制度が手厚い点も嬉しいポイントでしょう。
- 受講が始まっても8日間以内ならば無条件で返金
- 特定講座を受講すると次回受講が15%OFF
- 早く学習が終われば、未利用期間分の料金は返金
その他、学割もあるため、大学生ならば安く受講することができます。
Geek Salon
Geek Salon(ギークサロン)は、大学生限定のプログラミングスクールです。
最大の特徴は、大学生しか受講できないため、一緒に受講している仲間は同年代のみ、という点です。
同じ年代ということで、抱えている悩みを共有しやすいでしょうし、話題も合うことでしょう。
受講コースとして用意されているのは、以下の8つです。
- Webサービス開発コース
- Gameアプリ開発コース
- iPhneアプリ開発コース
- WebExpertコース
- VideoEditorコース
- UI/UXコース
- AIコース
- Pythonコース
受講料金は、大学生向けということもあって通常のスクールの1/3程度となっています。
学習期間は3か月間ほどとなっていますので、短期で集中的にプログラミングスキルを習得したい大学生に向いています。
侍エンジニア
侍エンジニアは、現役エンジニアがマンツーマンで指導してくれるプログラミングスクールです。
生徒に合わせてオリジナルのカリキュラムを組んでくれるため、挫折しにくく効率的な学習が可能となります。
独学でのプログラミング学習の挫折率は約90%と言われていますが、手厚いサポートに定評がある侍エンジニアの場合は、受講生の挫折率が約2.1%と非常に低い数値となっています。
専属の学習コーチや現役エンジニア講師に支えられながら、最後まで挫折せずに学習をやり遂げたいという思いが強い大学生の方は、一度無料相談をしてみるとよいでしょう。
まとめ
以上、「大学生からプログラミングを学習しても遅い」というのが誤った認識であることを中心に、大学生がプログラミング学習を始めても遅くない理由や、プログラミング学習によるメリットなどについて解説してきました。
プログラミングは、一生もののスキルです。
特に今は、小学校から学習が必修化されたほど重要なスキルですので、大学生のうちから身に付けておくことには大きな意味があるでしょう。
時間に余裕のある大学生活を活かして、プログラミングを学んでおきたいという方は、是非チャレンジしてみてください。
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